2010年03月15日

3/14最終日「ロミオとジュリエット」レポート[アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ]

2010年3月14日、ニーナ・アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエの来日公演が終了いたしました!
来日公演にはたくさんのお客さまにご来場頂き、本当にありがとうございました。皆さまの温かい拍手と応援はニーナをはじめ、ダンサーたちに伝わっていました。そして、これからも長い目でニーナ率いるグルジア国立バレエ団の成長を見守って頂きたいと思います。

ニーナとウヴァーロフ、2人の優しさが伝わるような、いつものカーテンコール。
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<ニーナの愛娘エレーナちゃんがステージで2人に小さな花束を手渡しました。>

緞帳の裏では、ニーナが「ほら!ほら!皆ステージに出て!」とダンサーたちを呼んでいました。
先ほどの可憐なジュリエットとは違って、ダンサーたちを率いる芸術監督!といった感じ。
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<スタンバイをするニーナとウヴァーロフ>

カーテンコールが終わると全員を集めて、ニーナが挨拶を始めました。
「今回の来日公演が成功したのは皆さまのお陰です」と始め、スタッフ一人一人の名前を言って感謝の言葉を何度も何度も述べました。
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<「岩田さん!」とニーナが呼び、挨拶をする岩田さん>

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<グルジアの国旗を掲げ、みんなで集合写真をとりました。>

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<後ろにビール。これから乾杯します!>

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<マエストロと乾杯!>

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<エレーナちゃんに差し入れのケーキを口元へ持っていくニーナ。
お母さんらしい一面を見れました。>

2010年03月11日

3/10「ジゼル」レポート[アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ]

日本公演でニーナが「ジゼル」を踊るのはこれが最後・・・ 
そう思うと、舞台を目に焼き付けようと必死に観てしまいました。
皆さんは、どうご覧になりましたか?

本日も、とっても貴重な写真が撮れましたのでご覧ください!
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<本番前に待機する可愛い衣裳たち>

本番直前までダンサーたちは熱心にリハーサルをしていました。
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<岩田守弘先生!アドバイスを 真剣に聞く男性ダンサーたち>

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<ニーナは手前でストレッチをしながら、コール・ド・バレエの様子を見ています。>

そしてなんと、素敵なこの方が駆けつけてくれました!
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国立モスクワ音楽劇場バレエの芸術監督セルゲイ・フィーリン!
フィーリンはボリショイでニーナのパートナーとして踊っていた他、グルジア国立バレエ団のアメリカ公演にゲスト出演していました。そして、私たちにとっては、2008年12月に来日したボリショイ・バレエ団で「明るい小川」の、あの観客を沸かせた可憐な(?)チュチュ姿、さっそうとした踊りが印象的でしたね!
今年4月の国立モスクワ音楽劇場バレエ公演のため、事前PR来日中とのこと!
今日はチャコットで来日記念のトークイベントを行い、その足でゆうぽうとに駆けつけてくれました。 

2010年03月09日

3/7兵庫県立芸術文化センター「ジゼル」公演レポート[アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ]

ニーナの『ジゼル』。
自然でいて深く心に沁みわたる、情感あふれる演技に今回も心震わされました。こうして、ウヴァーロフという最高のパートナーを得て、より研ぎ澄まされた彼女のジゼルの世界に触れることができたこと、感謝せずにはいられませんでした。
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カーテンコールでは長く暖かな拍手が続きました。
皆さんも“この時代に生きたからには、この人のジゼルを観ておかないと!”というダンサーがいたと思いますが、ニーナもまさに、そのようなダンサーの一人と言えるかと思います。
そしてウヴァーロフ。勢いだけではない思慮深くノーブルなアルブレヒト、彼の定評のある、あの大きくて美しい手をじっくりと味わえるのも、この『ジゼル』という演目だからこそです。
いま現在、これだけの“ジゼル”と“アルブレヒト”と観ることができる機会は、そうそうないと言っても過言ではありません!
超絶技巧とその愛らしい人柄で、明るく華やかなバレエの“動”の世界を長い間、思う存分、味あわせてきてくれたニーナですが、今回は彼女の奥深い“静”の部分をしみじみと堪能できる、またとない機会!

ニーナ&ウヴァーロフの『ジゼル』を日本で観られるのはこれが最後です。
東京公演をお見逃しなく!!


 

 ニーナ・アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ
◆「ロミオとジュリエット」<全3幕>≪上演時間:約3時間(休憩含む)≫
★「ジゼル」<全2幕>」≪上演時間:約2時間15分(休憩含む)≫

3月10日 (水) 19:00 ゆうぽうとホール (五反田)
◆3月12日 (金) 18:30 ゆうぽうとホール (五反田)
◆3月14日 (日) 15:00 ゆうぽうとホール (五反田)

チケットの購入、詳しい情報はホームページへ
http://www.japanarts.co.jp/html/2010/ballet/georgia/

Photo:瀬戸秀美

2010年03月06日

3/5「ロミオとジュリエット」レポート[アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ]

東京公演では初日だった『ロミオとジュリエット』。
幕が閉じた瞬間に歓声が沸き上がりスタンディングオベーションとなりました。
会場では「ロミオとジュリエットが死んでしまった時、自然と涙が出てしまった」と、涙ぐみながら話してくれた方が多くいました。
ウヴァーロフのサポートを信頼し大きく長い腕に飛び込むニーナ、高く高く上げられたリフト、壮絶という言葉しか思いつかないラストシーン。
素晴らしいステージとなりました。

ニーナのジュリエットは12日、14日のみとなります。お見逃しのないように!
名古屋公演初日の熱いレポートもあります!
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<来日記念のボード、ダンサーたちも記念に写真を撮っていました>

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<2幕終了後の岩田さん「とても感動しました!」と言うと「そう言ってくれると嬉しいね」と答えてくれました。>

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<公演終了後のニーナ>
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<そしてサイン会。終始和やかに行われました!>

2010年03月04日

初日『ジゼル』大成功![アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ]

東京公演初日『ジゼル』は大成功のうちに幕を閉じました。
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第1幕でのジゼルが狂乱してしまう場面に固唾をのみ、死んでしまった場面に涙を流された方も多かったのではないでしょうか。名古屋公演レポートにもあったように、彼女のテクニックはさることながら、演技力に目が離せませんでした。集中して観るあまり、最後まであっという間の時間となりました。
第2幕では死んでしまったジゼルが精霊のウィリとなり登場。
ニーナは「一般的にはジゼルが生気を失ったような表情で踊るけれど、私は生きている魂としてジゼルを踊るようにしているの。それで20年間踊り続けてきたわ。」そう言った通り、ニーナのジゼルはどこか血が通っているような、アルブレヒトの事を想い続けている心のあるウィリに見えました。
ウヴァーロフの第2幕で見せたジゼルを失い深い悲しみに沈む演技は表情が見えなくとも全身から表現力に溢れていました。そして完璧なまでのサポート。
ニーナと踊っていることに幸せを感じているかのような、そんな彼の踊りにもご注目ください!
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<終演後舞台袖で。>
彼のサポートがあるからこそニーナも安心して踊ることができたのでしょう!

東京公演での『ジゼル』は10日(ゆうぽうとホール)のみとなっています。
是非、お見逃しのないように!
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<会場にはグルジアの風景、学校、演目の写真が展示されています。>

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<今日のクラスレッスン。みんな真面目に黙々と。>

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<終演後、グルジア大使と>
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<ニーナの楽屋でたくさんのグルジアワインを発見!>

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<今日は3月3日桃の節句。エレーナちゃんにお雛様のプレゼント。とっても嬉しそう!>

2010年03月03日

3/2岩田守弘朝日カルチャーセンター公開講座[アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ]

昨日(3月2日)朝日カルチャーセンター新宿で、岩田守弘が評論家の守山実花さんとお話する講座が開かれました。
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最初に、岩田がメドヴェージェフ大統領から直接手渡された「友好勲章」を披露。「この勲章は僕が受け取りましたが、僕だけが受け取ったとは思っていないんです。ロシア・バレエ、ロシア文学、ロシア美術などを通して、ロシアを身近に感じ、好きになった日本人、を表す一人としていただいたと思っています。ですからこの勲章を皆さんに見ていただきたくて持ってきました。せっかくですから右から回してください!」と言って回覧。
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その後、ロミオとジュリエットの作品の奥深さを、ウラーノワやベスメルトノワの踊ったDVDを見たり、マキューシオの役づくりについて話したり、さらにはキャラクターダンス(民族舞踊)の大切さを見せたり…最後は皆さんからの質問を受けて終了しました。
すでに名古屋、浜松、びわ湖でマキューシオを踊ってきた岩田守弘ですが、今もその役についていろいろ考えているそう。ますます深まっていく岩田=マキューシオに期待が高まります!

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<終了後はサイン会も実施。一人一人と話をしながらのサイン会となりました>

3/2前日リハーサル・レポート[アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ]

引き続き、前日レポートをお届けします。
夕方からは衣裳を着ての通しリハーサルでした。
ニーナは自らも踊りながらコール・ドの動きや音楽テンポ、ホールのすみずみまで目を光らせます。
ステージの下からマイクで指示を出し、自分の出番になると駆け上がり踊るという
周りの人の2倍は動いている非常にハードな仕事を目の当たりにしました。
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<「あなたはここ!」とダンサーたちの立ち位置を指示するニーナ>

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<演技をしながらコソコソっとウヴァーロフがニーナに耳打し、2人で笑っているところをしばしば見かけました。>
演技に集中するウヴァーロフ。そして、高い跳躍と音のしない着地。必見です!
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コール・ド・バレエにも力を注いできたニーナ。
前回の公演から3年、若手ダンサーたちの成長振りをご覧ください。
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ニーナとウヴァーロフの息は言うまでもなくピッタリでした!

いよいよ、東京公演開幕です!
ニーナのジゼルに期待が高まります!

2010年03月02日

3/2前日レポート[アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ]

3/2午前中から岩田さんは大忙しでした。
みんさんは「ラジオビタミン」をお聞きになりましたか。
最近は人前でも話をする機会が多くなり、かなり慣れてきた様子で最後まで盛り上がりました!
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大統領から授与された「友好勲章」を手に、番組パーソナリティーの村上さん、神埼さんと記念撮影。
また、本日は19時から朝日カルチャーセンターで岩田さんの公開講座です。奮ってご参加ください。

一方、東京公演が明日に迫り、東京文化会館では「ジゼル」の仕込をしていました。
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ジゼルの“家”。おとぎ話に出てくるような、可愛らしい家です。

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写真の中央あたりに火花が見えますか?
電気の線を合わせて人魂を作る装置、らしいです。

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空中ブランコの設置。慎重に、慎重に。
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まだまだ高く上がります。この後、左右に揺らしながらポージングをしていました。
下から見ていると怖そうですが、乗っているダンサーのカトちゃんは楽しそう!
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クラスレッスン前に楽しそうに記念撮影を楽しむダンサーたち。DSC01770.jpg
クラスレッスン開始!思い思いに身体を動かしていました。
手前の右側には黒い服を着た岩田さん。

2010年02月25日

2/24名古屋公演レポート[アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ]

「アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ」公演が名古屋でスタートしました。
第一幕が終わったところからブラボーの声、第二幕のマキューシオが死んでしまうところでは客席が静まりかえった後に沸きあがる拍手、最後に幕が下りると客席は歓声に包まれました。
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<カーテンコール>

圧巻だったのは、やはりニーナ!
ロミオと出会い心がときめいている様子(この時、舞台の中央から走っていってウヴァーロフの胸に飛び込むところが、凄い勢いで客席中がどよめきました!)、切々と両親に婚約者のパリスとは結婚したくない・・・と訴える姿、牧師さんからもらった薬を手に逡巡し決心するところ、そしてロミオの死を知り絶望する顔・・・どのシーンも心に深い印象を残して、一夜明けた今でもフラッシュバックします。
当然のようにテクニックは完璧(ニーナ自身、以前と踊りをまったく変えていない、と話していました)ですが、今回の「ロミオとジュリエット」の舞台はテクニックを超えた素晴らしさが究極の形で堪能できる、「ロミオとジュリエット」の世界に浸りきれるステージです。
そしてウヴァーロフは、こんなに情熱的な彼を見たことがない・・・と思ってしまうほど。両家の争いをとめようとするロミオが、親友のマキューシオが殺されて見せる眼!ジュリエットと新しい平和な未来を誓う純粋さ、死んでしまったジュリエットを高々とリフトするときの哀しさ・・・舞台の上でロミオを生きて、死んでいった・・・という言葉がぴったりでした。
終演後、ウヴァーロフ自身が「ニーナに本当に感謝している。自分自身でもこんな風に踊れるとは思っていなかった。実際に青春時代に戻ったように錯覚してしまった」と話していました。
そして、マキューシオを初めて踊った岩田守弘は、死んでいく場面が哀れで壮絶で、客席から鼻をすする音が・・・。苦しい様子を見せまいと死にながら踊るシーンがあるからこそ、次にあんなに穏やかだったロミオがティボルトを刺してしまう・・・この舞台に説得力を持たせ、深めていく演技。この姿も一度見たら忘れることができないでしょう。
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<岩田守弘(マキューシオ)終演後に舞台裏で>
他にも、ティボルトを演じたバフターゼの冷徹な雰囲気、ジュリエットの友人を踊ったカンデラキの美しいポーズと高いジャンプ。
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<パリス役のワシル・アフメテリ>
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<ジュリエットの友人役にラリ・カンデラキ(一番右)>

バレエの魅力を存分に堪能しながらも、いっきにその舞台に入りこんでしまう・・・「ロミオとジュリエット」の真髄!と言っても過言でではない舞台。
どうぞご期待ください。


 ニーナ・アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ
◆「ロミオとジュリエット」<全3幕>≪上演時間:約3時間(休憩含む)≫
★「ジゼル」<全2幕>」≪上演時間:約2時間15分(休憩含む)≫

◆2月26日 (金) アクトシティ浜松大ホール <問合> 浜松市文化振興財団 (053)451-1114
◆2月28日 (日) びわ湖ホール <問合> しがぎん経済文化センター (077)526-0005 
3月3日 (水) 19:00 東京文化会館 (上野)
◆3月5日 (金) 18:30 東京文化会館 (上野)
3月7 (日) 兵庫県立芸術文化センター <問合> ytvバレエ公演事務局 06-6375-7410
3月10日 (水) 19:00 ゆうぽうとホール (五反田)
◆3月12日 (金) 18:30 ゆうぽうとホール (五反田)
◆3月14日 (日) 15:00 ゆうぽうとホール (五反田)

チケットの購入、詳しい情報はホームページへ
http://www.japanarts.co.jp/html/2010/ballet/georgia/

2010年02月24日

いよいよ来日公演初日です[アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ]

いよいよ、名古屋から「アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ」の日本ツアーがはじまります。
今回上演される「ロミオとジュリエット」はレオニード・ラヴロフスキー版。(その息子のミハイル・ラヴロフスキーが改訂) ラブロフスキー版を堪能していただくときのポイントになるのは「イタリアの中世からルネッサンスへの移行期」という時代背景がきちんと描かれていることだとか。

ロミオとジュリエット。
この二人の家、モンタギュー家とキャピュレット家は、ただ単にいがみあっていたとか、領地争いをしていた・・・というわけではなく、それぞれの家の思想が異なっていたという設定なのです。つまり、モンタギュー家はルネッサンス派で自由で新しいものに開かれた家風、それに対してキャピュレット家はその前の中世の保守的な家風なのだそう。
それをもとに、踊りや演技が振付られている・・・
例えば、男性がクッションを手に持って踊る「クッションダンス」は、キャピュレット家がゲストを迎える儀礼的な踊りなんだそう。保守的な家ですから、ジュリエットには厳しい親がいて、親の決めた婚約者がいます。さらに、ジュリエットと友人との関係も少し距離がある様子が見えてきます。
それに対して自由な家に育ったロミオは、気ままに仲の良い友達と一緒に行動し、ひとりひとりがしっかり主張する踊りがあります。 そのような視点でこの舞台を見ていくと、この振付の奥深さが見えてきて、舞台芸術のおもしろみを堪能していただけるはず。
「ロミオとジュリエット」は、ラヴロフスキーの他にも、いろいろなバージョンがありますが、この素晴らしいラヴロフスキー版を上演している劇場は世界でも数少ないそう。ボリショイでグリゴローヴィチ版、ABTでマクミラン版を踊っているニーナが、もっとも素晴らしいと選んだラヴロフスキー版。
この機会をお見逃しなく!
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<本番前にステージでクラスレッスンが始まりました>
初日ということもあり、ダンサーたちもレッスンに力が入ります。
「コール・ドも世界に通用するぐらいのレベルになった」とニーナが言っていました。本番が楽しみです!
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<美しいジュリエットの友人たちの衣装>

本番のレポートは明日、お届けします!

2010年02月19日

グルジアでのニーナと風景と [アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ]

前回、グルジアの国について少し触れましたが本当に自然豊かで美しい国。特にニーナが生まれた町トビリシはマルコ・ポーロが“絵に描いたように美しい”と称えた町です。
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トビリシから北に20kmの位置に世界遺産に登録されているグルジアの旧首都「ムツヘタ」という町並があります。町は川が交わるところにあり、このムツヘタは紀元前4世紀ごろから栄えたとされています。
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ムツヘタにはグルジアで最も古いとされているスヴェティ・ツホヴェリ大聖堂があります。

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さて、トビリシにはニーナが芸術監督を務める劇場がメインストリート沿いにあります。
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外観はオリエンタルな雰囲気ですが、内装はヨーロッパの文化を感じさせるシンプルで美しい造りになっています。

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劇場では連日のようにレッスンやリハーサル、公演が行われています。取材スタッフが訪れた時にもクラス・レッスンが行われており、ダンサーたちの真剣な眼差しを目の当たりにしました。 
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ここでは、前回の来日公演で大活躍したラリ・カンデラキとワシル・アフメテリが、スタッフたちの目を引く存在でした。
今回「ジゼル」ではカンデラキがウィリの女王を、「ロミオとジュリエット」ではジュリエットの友人役を、アフメテリはジュリエットの婚約者パリスを演じます。(2月現在)

ニーナの背中を追いかける若者たちは、この劇場の中だけではありません。
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トビリシのバレエ学校には多くの子供たちが、彼女に憧れステージに立つ日を夢見ています。
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ここではニーナが学校長を務め、生徒たちの様子をじっくり見ます。
日本から取材に来たと知ると、学校の子供たちがプレゼンテーションを見せてくれました。
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カラフルな衣装で可愛らしい笑顔を見せる子供たち。この中からニーナのような世界的なスターが誕生することを願って止みません!
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クラシック・バレエでは男性ダンサーが少なくなる中、バレエ学校では多くの男の子たちが民族の踊りを学んでいます。先生方は、どうにかクラシック・バレエを学ばせようといろいろ考えているのだとか。
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ニーナはここでもアイドル的な存在。
学校にニーナがいると知った子供たちは一目見ようと集まって窓から覗いています。

いよいよ、今週末にはバレエ団が来日!
元気な姿を早く見たいですね。


ニーナ・アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ

「ジゼル」<全2幕>
≪上演時間:約2時間15分(休憩含む)≫
3月3日(水) 19:00 東京文化会館 (上野)
3月10日(水) 19:00 ゆうぽうとホール (五反田)

「ロミオとジュリエット」<全3幕>
≪上演時間:約3時間(休憩含む)≫
3月5日(金) 18:30 東京文化会館 (上野)
3月12日(金) 18:30 ゆうぽうとホール (五反田)
3月14日(日) 15:00 ゆうぽうとホール (五反田)

チケットの購入、詳しい情報はホームページへ
http://www.japanarts.co.jp/html/2010/ballet/georgia/

2010年02月10日

ウヴァーロフと岩田守弘がグルジア入り[アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ]

「ニーナ・アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ団」が日本に向けて飛び立つまで、あと10日!になりました。
今回のツアーにゲスト出演するアンドレイ・ウヴァーロフ、岩田守弘の2人もグルジア入りし、直前リハーサルを始めました。
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長年ニーナのパートナーとして踊ってきたウヴァーロフですが、一緒に踊るのは前回のツアー(2007年)以来。さらに「ジゼル」や「ロミオとジュリエット」を踊るのも本当に久しぶり(前回いつだったか覚えていないくらい!)ということもあり、じっくりとリハーサルを行っています。
さらに、マキューシオを初めて踊る岩田守弘は、モスクワで改訂振付を行ったラヴロフスキー氏に指導を受け、物語を動かすこの大切な役に全力を注いでいます。本当はどのようなリハーサルが行われているのか・・・など岩田本人から様子を聞きたいところですが、
とにかく今は全力投球。役づくりに没頭しているよう。
一昨年NHKの番組「プロフェッショナル」の中で“明るい小川(ラトマンスキー振付)”のアコーディオン奏者役に挑む姿が映し出されていましたが、あんなふうに役づくりをしているのかなぁ(まさしく役に魂を込めているという感じでした!)・・・と想像しつつ、来日を待つことにします!

さて、長々と書いてきましたが、今日から来日までの間、昨年秋に現地で見たニーナと、バレエ団、そしてグルジアという国についてレポートいたします。
どうぞ、ご期待ください!

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