ロパートキナのインタビューが掲載されました。

2010年2-3月号『DANZA ダンツァ』
公演レビューとシリンキナのインタビューが掲載されました。

「パールの夢、バレエの記憶」銀座のMIKIMOTOにて開催
パリで花開き、現代バレエの礎を築いたといわれる伝説のバレエ団バレエ・リュス(ロシア・バレエ団)は、美術や音楽など当時のあらゆる分野に多大な影響を与えました。バレエ・リュス誕生から100年を迎えた今年に、銀座のミキモトで、舞台芸術を彩ったパールに関わる深い展示が行われています。
開催期間:12月25日(金)まで
http://www.mikimoto.com/jp/events/events_059.html
また『美的.com』 にもマリインスキー・バレエの紹介記事がございます!
http://biteki.com/article/reporter03_0066.html
★ナウカ (ロシア書専門書店)★
http://www.naukajapan.jp/
華やかに、しかも脈々と続く「マリインスキー・バレエ」
その素晴らしさと感動は実際の舞台でこそ得られるものですが、舞台鑑賞の予習や、感動の余韻にひたるのに、DVDは欠かせません。
ナウカは日本でただ一つのロシア専門書店。可愛いチェブラーシカの絵本、難しそうな政治の本、貴重なバレエの本、そして珍しいDVDなどがたくさんありました。
お店も明るくて、とっても入りやすそうでしたよ! ぜひ一度訪ねて見てください!
★ロシア雑貨 「マリンカ」★
http://www.marinka-zakka.com
ロシア直輸入の可愛い雑貨がたくさん。
マトリョーシカの品揃えはハズレなし!! オンライン販売もあります。
また、東京文化会館の会場では一部グッズを販売します!
(バレエ柄マトリョーシカ、グリシコ製小物入れバッグ、バレエ人形、
マリインスキー劇場特製グリーティングカード、トーシューズ型アクセ小物、
バレエ柄マグネット、バレエ柄起き上がりこぼし 等々)
いよいよ公演スタートまで1ヵ月半を切りました。
PR動画の美しい映像をどうぞ、ご覧ください。
ウリヤーナ・ロパートキナのレッスンDVDでは、《ライモンダ》第3幕のライモンダのハンガリー風ヴァリエーション、《ラ・バヤデール》第2幕の花かごを持つニキヤのヴァリエーション、ガラ公演で人気の演目という《パキータ》のヴァリエーション、彼女がもっとも好きな作品のひとつという《瀕死の白鳥》の4作をを取り上げ、ロパートキナ自身が技術的な注意点や役柄の性格描写について詳しく語っていく。短いヴァリエーションの振付から、ライモンダやニキヤの性格を細かく分析していくところには、一流のバレリーナの驚くほど知的で綿密な役作りの様子がうかがえて、普段舞台の裏側に接することのないファンにも興味深い内容になっている。
後半の2作は技術面の解説をもとに、音楽と動き、動きと感情の結びつきについて語られる。《パキータ》では、音楽がいかに視覚化されているかが上半身だけの動きで実演される。バレリーナの個性が存分に発揮される《瀕死の白鳥》は、どのような白鳥を表現するかで腕の動きが変わるし、踊るときの感情が毎回違うので、舞台のたびに違う白鳥になるという。
マリインスキー・バレエのこのトップスターのレッスンには、バレエを楽しむ上でとても貴重な知識がたくさん詰まっている。もっと多くの作品についても彼女に解説と実演を残してほしい。シリーズ化はできないものだろうか。(R)
ロパートキナとともにマリインスキー劇場バレエの2大スターとして活躍するディアナ・ヴィシニョーワが、母校ワガーノワ・バレエアカデミーにて恩師リュドミーラ・コワリョーワの立ち会いのもとで収録したレッスンDVDが発売されている。自ら選んだ、『ドン・キホーテ』第1幕のカスタネットを持ったキトリのヴァリエーション、『白鳥の湖』第1幕2場のオデットのヴァリエーション、『ジゼル』第2幕終盤のジゼルのヴァリエーション、『眠れる森の美女』第1幕のオデットのアントレとヴァリエーションの一部が、舞台映像とヴィシニョーワの解説つきの実演で紹介され、さらにインタビューがあり、サンクトペテルブルグの町の見所を彼女が語る。
ヴァリエーションの指導がメインのDVDだが、動きの背後にあるキャラクターの心理やそれぞれの動作の意味、作品への心構え、自分が踊ったときのエピソードなどを語ってくれるので、舞台鑑賞オンリーのバレエファンが見ても参考になる。舞台映像ではとくに来日公演で彼女が主演する『眠れる森の美女』が見応えがある。マリインスキー劇場のこの作品には独特の純潔なスタイルがあり、決まった踊りかたしか許されず、バレリーナが自分の個性を武器にしてはならないのだそうだが、その理想のような美しい踊りを見ることができる。(R)
今のロシア・バレエを代表するプリマふたりのドキュメンタリーDVDが発売されている。
ロパートキナ編では《白鳥の湖》《愛の伝説》《病める薔薇》《三つのグノシエンヌ》《ラ・ヴァルス》《ダイヤモンド》の舞台の一部とリハーサル、楽屋での映像が見られる。
収録時間がひとり30分弱と短く、踊りがゆっくり見られないのは残念だが、プティ振付《病める薔薇》での、本当に花が枯れていくようなドラマティックなクライマックス、バランシン振付の2作、《ラ・ヴァルス》での往年のハリウッド女優のようなあでやかな表情と《ダイヤモンド》での優美で軽やかな美しい踊りなど、見所は多い。また彼女が「戦いに挑むつもりで向かう」と語るリハーサルは、本番同様に常に神経が張り巡らされ、その緊張感に満ちた美しい動きには彼女が好きだというバッハの曲がよく似合う。「舞台は“地震”のようなもの。衝撃が収まると何もかも忘れていつもの生活に戻っていく」「ダンサーにとって鏡は恋人のようなもの」「毎回舞台の上で火を起こすようなもの。そのぬくもりが観客に届けば舞台は成功」など、その言葉のひとつひとつが心に響き、もっと彼女の話を聞きたいと思わされる。最後に観客が「ウリヤーナは高潔ですばらしいダンサーよ」と述べるが、この簡潔な言葉が実に含蓄深く感じられるドキュメンタリーだ。(R)
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