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2009年12月12日

マリインスキー・バレエ、最終日公演レポート【追加写真あり】

12月11日、2009年マリインスキー・バレエ来日公演は「オールスター・ガラ」で終了いたしました!
バレエ団が日本に到着してから数週間、多くの公演を応援して下さり、またご来場いただき、本当にありがとうございました。
そして、連日多くのレポート記事をアップして参りましたバレエ・ブログのご愛読をありがとうございました。楽しみにして下さるお客さまが多くいらしたので最後まで更新することができました。

最終日も楽しい写真が撮れましたのでお楽しみください。

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<いつにもまして多くのカラーテープが!テープが絡んでいてもポーズを忘れないコール・ド・バレエ。そして、紙ふぶきも大量に落ちてきました!>

スタンディング・オベーションと歓声はちゃんとダンサーたちに届いていました!
お客様の拍手とブラボーが忘れられません!
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<テープで幕の文字が見えない!と、皆でテープを引っ張って切っているところ>

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<本当にみんな嬉しそう!
オブラスツォーワ、ヴィシニョーワ、ロパートキナの3人が揃っているショットなかなか見れないですね。セリュツキー先生の首にはいつの間にか赤いリボンが。。。>

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<皆で「わー!」っと、やりましょう。そして、ハイ、チーズ!>

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<「2人で紙ふぶきを投げるから、その瞬間を写真に撮って〜!」っと、
ソーモワとオブラスツォーワ。案の定、顔が見えません>
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<はじけるような可愛らしい笑顔>

ありえない写真。
これはブログに載せていいのでしょうか!?
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<「メガネ、貸して!」と、ロパートキナからメガネを奪ったサラファーノフ。
そして、変顔を続ける彼なのでした>

そして、本日12日にバレエ団は無事に帰国しました。
たった1日のオフの後リハーサルが開始され、17日にはドイツのバーデン・バーデン公演へ出発だそうです。

【追加写真!】(C)瀬戸 秀美
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2009年12月11日

12/10『オールスター・ガラ』公演レポート[マリインスキー・バレエ]

オールスター・ガラ初日!
幕が開くと「シェラザード」の艶やかな舞台やアラビア風の衣装に「すごい・・・!」と、会場中から声が聞こえてきました。そしてロパートキナとコルスンツェフの官能的な踊りに釘付けになりあっという間に時間が過ぎていきました。
文字通り、マリインスキー劇場のスターたちが入れ替わり次々と素晴らしい踊りを魅せ、
2部最後の「タランテラ」では会場中が目を見張るような超絶技巧で観客を魅了しました。
「海賊」ではソーモワが高速フェッテで、イワンチェンコは華麗なジャンプを、シクリャローフは身体能力抜群のジャンプと回転を魅せていました。花園のシーンではマリインスキーならではの美しいコール・ド・バレエも見ものです。
本日は最終日、これを見逃したら年を越せないかもしれません!!
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<「シェラザード」終了後、右にカレン・ヨアンニシアンが。
付け髭を「痛たたた・・・」と言いながら必死に取ろうとしていました>

終演後、「海賊」からオダリスクで出演した美女3人をキャッチ!
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<左からヤナ・セーリナ、エリザヴェータ・チェプラソワ、マリーヤ・シリンキナ
3人とも衣装が映える白い肌で本当に美しかったです!>

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<エフゲニー・イワンチェンコ、舞台に出る前は胸に手を当て心を落ち着かせている姿が印象的。>

サイン会
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今回で一番たくさんのお客様が待っていました!
オブラスツォーワもビックリして「すごーい!」と言いながらスタンバイをしていました。

本日のカーテンコールでは、お楽しみがあるかも・・・・

posted by JapanArts at 10:54 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月10日

12/10『オールスター・ガラ』リハーサル・レポート[マリインスキー・バレエ]

連日、東京を熱くしているマリインスキー・バレエ。
あとは今日、そして明日の「オールスター・ガラ」を残すのみとなりました。
リハーサルを観ることができました!写真がたくさんありますので、ぜひご覧下さい。
(12/11文章を追記しました。)

幕が開いた瞬間、天井から垂れる青と緑の布に目を奪われます!
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<ゾベイダ役にロパートキナ、シャリヤール王役はソスラン・クラーエフ、「白鳥の湖」では家庭教師役で大活躍でした>

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<王の弟役は今回の公演で大注目のカレン・ヨアンニシアン>
コルスンツェフが登場。そのダイナミックな踊りに釘付けになってしまいました!
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<黄金の奴隷にコルスンツェフ>

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<ジゼル:ソーモワとロブーヒン>

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<グラン・パ・クラシック:オブラスツォーワとジュージン>

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<タランテラ:テリョーシキナとサラファーノフ。早い曲でも息がピッタリ
踊り終えると「スパシーバ、スパシーバ」とオーケスラ・ピットに丁寧にお礼を言うサラファーノフ>

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<海賊:メドーラにソーモワ>

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<海賊からオダリスク:シリンキナ、セーリナ、チェプラソワ>

本日は明日の分もリハーサルをしました!
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<ロミオとジュリエット:テリョーシキナとイワンチェンコ>

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<チェイコフスキー・パ・ド・ドゥ:ソーモワとサラファーノフ>

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<瀕死の白鳥:ヴィシニョーワ>

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<ザ・グラン・パ・ド・ドゥ:ロパートキナとコールプ >

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<海賊:テリョーシキナとコルスンツェフ>

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posted by JapanArts at 17:23 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

12/9『イワンと仔馬』公演レポート[マリインスキー・バレエ]

『イワンと仔馬』もあっという間に2回を終え、昨夜も大盛況のうちに幕を閉じました。
今回の指揮者はゲルギエフが指名したアレクセイ・レプニコフ。彼はマリインスキー歌劇場管弦楽団の団員の1人でトロンボーン奏者です。ダンサーとも息のあった指揮を聴かせてくれました!

そしての主役、テリョーシキナ、ロブーヒン、ペトロフも確実なテクニックとコミカルな演技で観客を魅了しました。
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<緞帳をバックに!>

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<舞台裏には数々のサインボードが飾られています。
最終日に向けてダンサーたちのサインが次々と書き込まれていきます。>

いよいよ、公演も『オールスター・ガラ』を残すのみとなりました。
ぜひお見逃しのないように!


サイン会
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<大きな花束をもらって嬉しそうな2人でした!>

posted by JapanArts at 10:36 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月09日

12/8『イワンと仔馬』公演レポート[マリインスキー・バレエ]

昨夜は、ワレリー・ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団がピットに入り、超豪華版「イワンと仔馬」が上演されました。
オーケストラのダイナミックな演奏、その音がダンサーたちのステップに、ジャンプに、回転に、ひとつひとつの表情に乗り移って、盛り上がっていきました!
最後は姫君とイワン(そして仔馬も!)のハッピーエンド!
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舞台の笑顔と、客席の笑顔が一緒になって、拍手がとまらない!!!
劇場がひとつになった公演でした。

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<カーテンコールも大変盛り上がりました!
左から芸術監督ファテーエフ、ゲルギエフ、バイムラードフ、イワーノフ、ソーモワ
舞台裏からは、こんな感じになっています。みんな嬉しそう。(緞帳はとても重いのでスタッフは必死)>

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<アンドレイ・イワーノフは、3年前の来日公演では「白鳥の湖」の道化役でも大活躍しました!
前回の来日公演レポートで登場してました。

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<イスロム・バイムラードフはコミカルでシュールな侍従役に!
マリインスキー・バレエのキャラクターダンサー達は技術も演技も最高です。>

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<雌馬役のエカテリーナ・コンダウーロワ。手首を前に曲げる馬のポーズが可愛らしい!>

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<本日の主役!ソーモワはキュートな姫君を、サラファーノフはやんちゃなイワンを好演!>

「イワンと仔馬」の上演は、今日が最後です。
同じくマリインスキー歌劇場管弦楽団が奏でる音楽、ダンサーたちが織り成す舞い!!
どうぞお楽しみください。

<サイン会>
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やっぱり今日も2人は元気いっぱい!

posted by JapanArts at 11:08 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月07日

12/6兵庫公演『白鳥の湖』レポート[マリインスキー・バレエ]

昨日(12月6日)マリインスキー・バレエ兵庫公演も感動のうちに終わりました。
関西でなかなか踊る機会のなかったロパートキナ。「白鳥の湖」で披露されたオデット(ロパートキナ)の指先からは、清らかさと静かな愛が溢れ出ていました。
バレエ団全体も、連日公演の疲れを微塵も見せず、若手注目株ジュージンたちのパ・ド・トロワ、数々のキャラクターダンス、大きな白鳥、小さな白鳥などなど充実した踊りを見せ、関西のお客様も感動の嵐に巻き込んでしまいました!
終演後はお客様総立ちのまま、カーテンコールが続きました。
ロパートキナはこの後、東京で「オールスター・ガラ」に出演します。
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妖艶な「シェエラザード」、静謐な「瀕死の白鳥」を同じ日に踊るという、この日こそ見逃せない1日になりそうです。
オールスター・ガラの詳細はこちら!
posted by JapanArts at 15:13 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月05日

『イワンと仔馬』仕込み中![マリインスキー・バレエ]

『眠れる森の美女』が終わった瞬間に、『イワンと仔馬』の舞台装置の仕込みに取りかかります。
大きくてカラフルな装置が沢山!衣裳もカラフルで可愛いです。
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王様の玉座もキレイな緑色!
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イワンと王様が飛び込む水槽。
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背景には大きな月が出てきます。
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背景につきました!
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物語の詳細はこちら!!


<おまけ>
シェエラザードのセット。深いブルーに、アラベスク模様が描かれていて、そこだけ違う世界のようです。
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posted by JapanArts at 23:12 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

12/5『眠れる森の美女』公演レポート[マリインスキー・バレエ]

『眠れる森の美女』最終日でした。あっという間に3回の公演が終わってしまいました。もっと観ていたい気分になったのではないでしょうか?
本日はテリョーシキナの新たな一面を見たような、今までとは違った彼女をご覧頂けたと思います。
ローズ・アダージョでは可憐さと彼女ならではのしっかりとしたポージングに鳥肌が立つほどでした。
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終演後にクナコワ先生と。テリョーシキナの活躍にとっても嬉しそうな先生!

そして、本日も素晴らしい王子っぷりを見せてくれたシクリャローフ。キラキラした笑顔と絶好調のジャンプに会場が沸きました。
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終演後も爽やかな笑顔!本当に王子にぴったりですね。

雨が強い中、サイン会にたくさんのファンの方が集まってくださいました。
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posted by JapanArts at 21:33 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

12/4『眠れる森の美女』公演レポート[マリインスキー・バレエ]

4日は『眠れる森の美女』2日目!
若々しくはじける様な踊りで16歳の姫役にピッタリだったソーモワ、そして王子役のサラファーノフも絶好調の跳躍で観客を魅了しました。
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『眠れる森の美女』では赤ずきんちゃん、青い鳥、猫などおとぎ話のキャラクターが登場し、個性的な踊りを魅せます。狼や猫の踊りでは音楽も個性的ですね!
白い猫はヤナ・セーリナと長靴をはいた猫はグリゴーリー・ポポフ
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衣装を着けたまま写真に協力してくれました!
被り物でのダンスは本当に暑そう…

公演ごとに注目されてきたマリーヤ・シリンキナ。この日は゛サファイアの精゛役。
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<撮ってもいい?と聞くと「え?私?」と驚いた表情。謙虚さを感じました!>
芸術監督のファテーエフも彼女の才能に将来性を感じているそうです。熱心に指導している姿を何度も見かけました。

サイン会の様子
2人ともまだまだ踊れそうなほど元気!
サラファーノフのは握手を求められると椅子から立って丁寧に握手していました。
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いよいよ5日は『眠れる森の美女』の最終日!テリョーシキナとシクリャローフの若手の活躍にご期待ください!
posted by JapanArts at 17:36 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月04日

12/4『眠れる森の美女』リハーサル・レポート[マリインスキー・バレエ]

今、舞台ではテリョーシキナとシクリャローフが明日の「眠れる森の美女」のリハーサル中です。

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4人の求婚者と繰り広げられる「ローズ・アダージョ」も続けてリハーサル。
同時進行で「オールスター・ガラ」のリハーサルも始まっており、ジュージンはこちらのリハーサルはお休みでした。
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そして、本日ミハイル・ロブーヒンが元気に来日!
荷物を置いてすぐに劇場に来てくれました。
ダンサー仲間や、スタッフたちから「ひさしぶりだね〜」と握手したり
ハグしたり・・・これから「イワンと仔馬」「オールスター・ガラ」で大活躍してくれます。
写真は「後でね!」とウィンクして、ランチをとりに出かけてしまいました。
「オールスター・ガラ」では12/10ジゼル、11日はシンデレラに出演。
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乞うご期待!

posted by JapanArts at 15:31 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テリョーシキナ&シクリャローフの取材とイベント2[マリインスキー・バレエ]

サンクトペテルブルグからダンサーたちが来日してから、なんと2週間!
東京では「白鳥の湖」公演が終わり、いよいよ「眠れる森の美女」が始まりました。
ホールでは毎日のようにリハーサルが行われ、外の寒さを吹き飛ばしてしまうくらいの熱気があふれています!!!

来日したその足で、いくつかの取材を受けてくれたテリョーシキナとシクリャローフ。
たいへん遅くなりましたが、その時に行ったインタビューをご紹介します。
取材場所に着くとスタッフたちに「こんにちは!」と言って「私たちの公演を楽しみにしていて下さいね。」
と、挨拶をしたテリョーシキナとシクリャローフ。
取材時の様子は質問に対して真剣に答える姿が印象的。ときどき、真剣に答えているテリョーシキナに対してシクリャローフがちゃちゃを入れて笑わせたり、とても和やか雰囲気でした。



―シクリャローフさんは、モスクワ国際バレエコンクールで優勝されましたがその喜びを、最初に連絡したのはどなたですか?
S:
「最初に連絡したのは、母です。何て言ったらいいか分からない!と言いながら、とても喜んでくれました。そして、その次には舞踊監督のファテーエフ先生に電話しました。
ファテーエフ先生には、このコンクールに出場することを決めてから、毎日朝から晩までレッスンをしていただいていましたので、本当に本当に感謝しているんです。先生も僕を、マリインスキー劇場を代表して出場させる、というくらいに思っていてくださったようですし、その期待に応えることができたことを喜んでくださいました。」
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―それまでも、主役を踊るなど活躍なさっていたのに、なぜ今、コンクールに出場しようと思ったのですか?
S:「僕は、2002年にワガノワのコンクールに出場したのですが、その時は2位でした。それはそれで嬉しかったのですが、やはり1位になりたかった、という思いがとても強かったのです。その思いがずっとずっとあって、今度はモスクワ国際コンクールで優勝しようと決めたのです。こういうのを“男の意地”って言うのかな・・・。
コンクールに出場することによって、僕自身、技術を集中的に磨くという貴重な経験をすることができました。コンクールでは5つのヴァリエーションを準備しなくてはいけないのですが、これを踊りこなす、踊り分けるということは、非常に難しいことでしたが、これによって大きく成長するきっかけになったと感じています。技術的にももちろんですが、ヴァリエーションという1分くらいの間に持っているすべてを出し切るという集中力、瞬発力、そのプレッシャーに耐える精神力、ありとあらゆる力について、取り組むことができて本当に良かったです。」
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―テリョーシキナさん、「眠れる森の美女」は最近レパートリーに入れられたんですよね。
T:「それまでは、リラの精を踊っていましたので、オーロラ姫を踊るようにと言われた時は少しびっくりしました。しかし、クラシック・バレエの最高峰と言われる作品の主役を踊れることはとても名誉なことですし、この華やか作品を踊れるのは嬉しかったです。テクニック的にも難しいのにそうお客様に感じさせてはいけない、これはとてもチャレンジングでした!」
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―「イワンと仔馬」を振付けたラトマンスキーさんは、テリョーシキナさんのことを「僕が才能を見出したんだ!とても誇りに思う!」と話していらっしゃいましたよ。

T:「そうですね!初めてラトマンスキーさんの作品を踊ったのは、彼がマリインスキー劇場のために振付けた“シンデレラ”です。このとき私はまだ入団したばかりだったのですが、彼が抜擢してくださったのです。」
「イワンと仔馬」で踊るロブーヒンさんについてもお話してください。
T:「彼はイワンの役にぴったりだと思います。純粋なところとか、がんばるところとか、応援したくなるキャラクターが、ロブーヒンそのもの。踊りはもちろんですが、彼の表情がとてもおもしろくって、一緒に踊っていて笑ってしまうくらい。ハッピーな舞台になることを私が保証します!」

―「オールスター・ガラ」で踊られる“タランテラ”についてこれも日本では初めて見せる演目ですね。 この演目ではお客さんやパートナーとのコミュニケーションが特に大切だと思うのですが、どう練習に取り組んできましたか?
T:そうですね。 実はまだ数回しか踊ったことがなくて!
まだまだ、役について分からないところがあるような気がします。
これから頑張ります!
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―音楽がとても早いのですよね。
T:そうなんです。 とっても早くて、なんだか追われて踊っているみたい(笑)
この演目は背の低いダンサーが踊るけど、背が高い私が踊っていいのかしら?って思ってしまうわ。
ビデオを見て、本当に笑ってしまったの。 だって手や足が長すぎて、大丈夫かしらって。
―そんな事ないですよ!写真が届いた時もとても綺麗に踊られているように見えました。
T:ありがとう!

<チェコットでのイベント・レポートその2>
平日にも関わらず、たくさんの方がイベントに参加して下さいました!
チャコットのスタッフから次々と質問を受け、丁寧に答える2人。
テリョーシキナは小さい頃に新体操からバレエへ転向した事を話ました。

「眠れる森の美女」の見どころについては「一人の女性の成長過程を見てください。あどけない少女の頃、眠りについて悲しげな女の子、大人になり結婚をする女性、3人のオーロラ姫の違いを見てほしいです。」
一緒に踊るシクリャローフについて聞かれると。
「親友で素晴らしい人です。」と答え、シクリャローフは「そう言ってくれて嬉しいです。」と恥ずかしそうに答えていました。
「イワンと仔馬」の秘密についても話してくれました。
「あの3つ編みはとっても重くてダンスの邪魔なので、衣装の胸の辺りにわっかを付けてくくりつけているのです。」
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「また、姫君の事を少しお話しますと、姫君は火の鳥たちと不自由のない暮らしをしていて、とても退屈をしていました。 そこへ、ちょっとお馬鹿なイワンが現れ楽しく人生を生きることを覚えたのです。」
振付家のラトマンスキーについては「彼は、ダンサーに対して怒る事がない人でした!」と話してくれました。

シクリャローフへは、モスクワ国際コンクールについて「金賞、おめでとうございます!」と言われると、照れた仕草をしていました。
「緊張しましたか?」と聞かれると「緊張しませんでした!・・・と言うのは嘘で、とても緊張しました。。。」とお茶目な一面も。
オールスター・ガラではアリ役を「全力で踊ります!頑張りますのでぜひ観てください」と力強く言っていました。
そんな、2人の好きな日本食は「お寿司とお味噌汁」との事。
質疑応答では一人一人の質問に丁寧に答えていました。

12月5日はテリョーシキナ&シクリャローフの「眠れる森の美女」
12月9日はテリョーシキナ&ロブーヒンの「イワンと仔馬」

そして12月10日、11日の「オールスター・ガラ」では、その言葉のとおり2人を含めたオールスターが総出演します。
詳しいキャスト表はこちら!
週末も、来週も、マリインスキーWEEKは続きます!
最後までご期待ください。

posted by JapanArts at 13:08 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月03日

12/3『眠れる森の美女』リハーサル&公演・レポート[マリインスキー・バレエ]

本日から『眠れる森の美女』がスタートします!
豪華絢爛と言われていますが、ダンサーたちの衣装や踊りを引き立ててくれる派手すぎない舞台となっています。
前日にはセッティングが完了!3幕で登場する噴水も勢いよく飛び出してします。
それにしても背景がとても綺麗ですね。
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<舞台袖にスイッチがありタイミングを見計らっているスタッフが大勢。なんだか楽しそう!>
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本番当日の午後からはリハーサルが行われました。
写真は通しリハーサル後は5日に出演するテリョーシキナとシクリャローフが
ピアノに合わせて練習をしていました。
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2人とも練習熱心で、会場ギリギリまで続けていました。
オケーストラの音が聴こえそうなほど可憐な練習風景でした!

そして、いよいよ本番。
「眠れる森の美女」にはバレエ シャンブルウエストの子供たちが大活躍!!
綺麗な衣装で一生懸命踊っている姿がとても可愛らしかったですね。
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1幕終了後に楽屋をおじゃましました!
リラの精で活躍したコンダウーロワ。明日も出演します!
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お待たせしました!オブラスツォーワがフロリナ王女役で観客を魅了。
写真にも快く応じてくれました。笑顔が本当に可愛らしくてこっちまで笑顔になってしまいました。
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11日のオールスター・ガラで、出演が決定しました。
詳細は明日発表致します。お楽しみに!

本日のサイン会。
雨でしたが沢山のファンの方が集まってくださいました。
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2人揃って撮るとなぜかピンぼけが。。。(妖艶すぎて・・・?)
ヴィシニョーワ素敵ですね!
posted by JapanArts at 10:54 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月02日

12/1東京公演レポート[マリインスキー・バレエ]

12/1、東京公演では最後の「白鳥の湖」となりました。
白鳥にはロパートキナ、王子はイワンチェンコでした。(⇒詳しいキャャスト表へ

東京では王子を初お披露目となったイワンチェンコ。
背が高く、足もとても長いのでステージ上でもとても存在感のある王子でした。マイムも柔らかで気品もありましたね。
そして、ロパートキナ。
まるで羽があるかの様な美しい腕の動きとその神々しさに登場した瞬間、会場中が息を呑むような雰囲気となりました。ハンカチで涙を拭っている方もいました。

時間が経つごとに盛り上がりをみせ、舞台袖では沢山の後輩ダンサーたちが食い入るようにステージを見ていました。もちろん、カーテンコールでは「ブラボー!」の嵐。

公演終了後、すぐに舞台は『眠れる森の美女』の準備へ。
ロパートキナはセリュツキー先生と今日の公演について熱心に反省会(?)。
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公演終了後のロパートキナは、白鳥の羽が全部取れたような、少女のような可愛らしい笑顔で笑っていました。イワンチェンコも一緒に踊れたことが嬉しいといった表情!
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「今、顔が強張ってしまったわ!もう1枚撮って」と、ロパートキナ。
イワンチェンコともとても関係がよさそう。もう1度このカップルで「白鳥の湖」を観たいものです。

サイン会は寒い中、たくさんのファンの方に長い間待って頂きました。
そして、いよいよ明日は『眠れる森の美女』お楽しみに!
posted by JapanArts at 12:29 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年12月01日

11/30東京公演レポート[マリインスキー・バレエ]

「白鳥の湖」はあと1公演を残し、本日も大変な盛り上がりを見せました。
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<ピンぼけ、ごめんなさい!>
よく踊りこまれた息の合ったカップル、ヴィシニョーワとコールプの「白鳥の湖」!
ヴィシニョーワは妖艶で品のある美しい白鳥を、コールプは一途な王子で観客を魅了しました。
落ち着いた雰囲気をもった王子。 しなやかな踊りはヴィシニョーワの白鳥とぴったりでした。
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ロットバルト役はイワン・シートニコフは写真をお願いすると、手を胸に当てポーズをとってくれました。
かなりメイクが怖いのですが、いい人そう。(ロットバルトですが…)
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ズヴェレフもシートニコフもダイナミックなジャンプで会場を盛り上げています。二人ともとにかく背が高い!
明日のロットバルトはズヴェレフです。

2幕のみの出演なのでキャッチするのが難しかった「スペインの踊り」ダンサーたち。
本日も観客を魅了していましたね。
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右:ヴァレーリヤ・イワーノワ 左:イスロム・バイムラードフ
バイムラードフがイワーノワを呼んでくれました。優しい!

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同じく「スペインの踊り」のカレン・ヨアンニシアン。 クールな雰囲気で爽やかに笑う姿が印象的でした。
(残念だったは、4人揃って撮影できなかったこと。。。)

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「ハンガリーの踊り」のポリーナ・ラッサーディナとボリス・ジュリーロフ。
こちらも写真を快くOKしてくれました! 

この日のサイン会もたくさんのファンの方が集まってくださいました!
寒い中、ありがとうございました。
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コールプは角(?)が付いた変わったニット帽を被っていました。
ヴィシニョーワの鮮やかなピンク色の帽子、とっても似合ってましたね!

12/1はロパートキナの「白鳥の湖」。 お見逃しなく!

posted by JapanArts at 11:42 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月30日

11/30東京公演リハーサル・レポート[マリインスキー・バレエ]

今、舞台ではロパートキナが「白鳥の湖」のリハーサル中です。
第一幕のアダージョ、その中のワンフレーズに10分以上かけて肘の角度、トゥシューズで立つ速さ、などなどここまで突き詰めるのか…と驚嘆させられました。
先生がロパートキナに対して投げかける注意も非常に厳しく、周りで見ている人も思わず後ずさりしてしまうほど。
あまりの緊迫感に写真を撮ることができませんでした。 ごめんなさい。
でも、すべてが明日の舞台で披露されることと思います。
「世紀の舞い」をお見逃しなく!
12/1のキャスト表はこちらから

posted by JapanArts at 17:00 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

11/29東京公演レポート[マリインスキー・バレエ]

29日も大成功!
テリョーシキナとサラファーノフの若きスターダンサーの誕生に会場は沸きました。
テリョーシキナのフェッテ後には舞台スタッフや先生方も拍手をせずにはいられないぐらい興奮していました。「ジーザス!!」と何度も言っておられる先生方もいました。
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<「ヴィーカ!Congratulations!」と言うと嬉しそうに「ありがとう」と言ってくれました。>

そして、サラファーノフの磨きのかかった演技に感動したファンの方も多いのでは?
役作りはステージに出る前から始まっていました。1幕の前はちょっとやんちゃなサラファーノフが楽屋でニコニコとしていて、2幕、3幕の前はオデットを愛する成長した男性の顔になっていました。
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<終演後に楽屋で写真をお願いすると、快くOKしてくれました。>

そして、ロットバルト役のコンスタンチン・ズヴェレフは2幕で貫禄のある演技を披露しました。
じつはこの日は彼のお誕生日!
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なんと23歳!びっくり!
みんなで「ハッピーバースデイ」を歌いました。
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とっても嬉しそう!(暗くて上手に撮れませんでした。。。)
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<サイン会>
この日も多くのファンの方が集まってくださいました。
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<カメラを向けるとにっこりとテリョーシキナ。
サラファーノフはとっても上機嫌で「come in!」大きな声で列を促していました。>
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テリョーシキナは12/5(土)の『眠れる森の美女』で出演、サラファーノフは12/4(金)です。
posted by JapanArts at 14:08 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月29日

11/29東京公演リハーサル・レポート[マリインスキー・バレエ]

本日はテリョーシキナとサラファーノフのカップル!
若きスターに期待が高まります。

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<今日本番のテリョーシキナは慎重にトゥシューズを選び>

クラスレッスンは沢山のダンサーが参加!手前はヴィシニョーワ。ミッキー・マウスのTシャツを着ているのはテリョーシキナ。
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トロワの練習をするシリンキナとヴェレジノイ先生。
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少しですが、シリンキナの動画をご覧下さい!

トロワで大注目のマクシム・ジュージンは写真をお願いすると。。。
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いろいろなポーズをとってくれました。

そして、開演直前までリハーサルをしていたのはヴィシニョーワとコールプ。
美しい後ろ姿はヴィシニョーワ。
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明日のキャスト表はこちらから!!
posted by JapanArts at 14:53 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

11/28びわ湖ホール・レポート[マリインスキー・バレエ]

11月28日 びわ湖公演も大成功!
今日は、オブラスツォーワ&シクリャローフが主役を務めるびわ湖ホール「眠れる森の美女」公演が行われました。
キャストを発表したときから、この二人の「眠り」を見るためにびわ湖ホールまで行こう!と計画なさったファンの方々も多かったそうです。
オブラスツォーワは、期待どおりの可愛らしさ。
そしてシクリャローフは登場した時から、お客様をトリコに。
舞台が気品に満ちあふれていて、劇場全体には幸せ空気が充満していました!!!
明日は東京で、いよいよテリョーシキナ&サラファーノフが登場です!
ご期待ください。

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大成功に終わり、楽屋でほっとした表情のオブラスツォーワとタラソワ先生
posted by JapanArts at 14:03 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月28日

11/27東京文化会館初日レポート[マリインスキー・バレエ]

東京文化会館初日はほぼ満席でスタートを切ることができました!
きっとロパートキナとコルスンツェフの踊りを堪能できたことと思います。
ご想像通り会場は大変な盛り上がりをみせ、カーテンコールでは2人がでる度に大きな拍手となっていきました。
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<会場にはロパートキナへ布でできた素敵なお花が届けられていました。>

幕間や公演終了後には芸術監督のファテーエフがダンサーたちをすかさず指導。
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<マズルカ・ボーイたち>
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<ロットバルト役のコンスタンチン・ズヴェレフ>

1幕で拍手をさらったのは道化役のグリゴーリー・ポポフ。
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<写真は2幕後、写真を快くOKしてくれました。いい人!>

終演後のツーショット。
ロパートキナは可愛いお花をもらって嬉しそう。
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そして、ロパートキナのサイン会には100人を超えるファンの方が寒い中集まって下さいました!
たくさんのお花やプレゼントをもらい、笑顔で「スパシーバ(ありがとう)」と言いながらサインをしている姿が印象的でした。
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<トゥシューズにサイン>

ロパートキナの”世界一の白鳥”を再び観れるのは12/1!お見逃しなく!
キャスト表へ


また、たくさんのメッセージが寄せられました。一部ですが、ご紹介させていただきます。
「足りないものも、余分なものも全くない、ただただ完全な“白鳥の湖”
(舞踊評論家の方から)

「ロパートキナの踊りを見ていると、今まで心の奥底に眠っていたいろいろな思いが浮かんでくる」
(舞台ジャーナリストの方から)

「ロットバルト、道化、王子の友人(パ・ド・トロワ)・・・どこをどうとっても素晴らしいのひとこと」
(舞踊記者の方から)

「その言葉は、マリインスキーのダンサーである私たちへの最高の賛辞です」
(ウリヤーナ・ロパートキナ “マリインスキーのコール・ド・バレエを見ていると心が清らかになります・・・”という言葉に対して。)

舞台が始まると、客席が前のめりになる、客席の期待の高さを感じました。始まりましたね!
(女性誌編集部の方から)
posted by JapanArts at 01:48 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月27日

11/27東京文化会館リハーサル・レポート[マリインスキー・バレエ]

いよいよ本日より東京文化会館で開幕!
午後にはロパートキナも元気に到着していよいよという感じでした!
午前中はクラスレッスンがあり、その後は29日のキャストで通しリハーサルでした。
芸術監督のファテーエフの厳しい指導が入ります。
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サラファーノフも元気にリハーサルに参加。ジャンプも回転も絶好調!29日が楽しみです。
セリュツキー先生が舞台の袖から指導していました。

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「ハンガリーの踊り」何度も繰り返しリハーサルをしていました。

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テリョーシキナは丁寧にそして入念に踊りをチェック。相変わらずポーズが完璧!
一番右はロットバルト役のコンスタンチン・ズヴェレフ。

本番のレポートは次の記事へ。
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2009年11月26日

25日富山公演レポート[マリインスキー・バレエ]

11月25日 富山公演も大成功!
昨夜、テリョーシキナとイワンチェンコが踊った富山オーバード・ホール「白鳥の湖」公演が行われ、大成功のうちに終了しました。
テリョーシキナが完璧なテクニックを持っていることは、すでにこのブログで何回もお伝えしてきましたが、彼女がこの3年間で深い作品への洞察力を得て、優美で、はかなく、たおやかな白鳥姫に成長!
「マリインスキーの新女王」にふさわしいダンサーであることを見事に証明してくれました。
イワンチェンコの精悍で一途な王子とともに「白鳥の湖」の真髄を披露。
大喝采を浴びました!
今日、カンパニーは東京に移動。
いよいよ明日から東京文化会館での公演が始まります!

終演後「このブログ用に写真を撮らせて!」とお願いしたら・・・
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スペシャル・ポーズを決めてくれました。

<おまけ動画>
マリインスキー・バレエはコール・ド・バレエが見事ですね!
※映像は11/22のリハーサルの様子です。
posted by JapanArts at 12:42 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月25日

24日富山公演前日、ダンサーたちは、、[マリインスキー・バレエ]

来日したばかりのオブラスツォーワと21日に「白鳥の湖」を踊り、お客様の心をしっかりつかんだ“マリインスキーの新しい王子!”シクリャローフは、移動した富山市内でリハーサルを行いました。
25日富山オーバード・ホール公演 

このリハーサルは当初は予定していなかったため、“中川モダンバレエアカデミー”のスタジオをお借りし行ったもの。レッスンに集まってきていた子どもたちに急遽スタジオを空けてもらい、みんなが息をのんで見守る中行われました。 (お子さんたちには本当に申し訳なかったのですが、このリハーサル見学で、きっと何かを得てもらえたはず・・・そうであって欲しいと願っています!)
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この夜のリハーサルは、28日びわ湖ホールで行われる「眠れる森の美女」公演のためのもの。
サンクトペテルブルグから来日している先生お2人と、ファテーエフ舞踊監督に見守られながら、「眠れる森の美女」のフィナーレを飾る、第3幕のグラン・パ・ド・ドゥ、それもアダージョだけをひたすら、丁寧に丁寧に、あわせていました。 (私たちは、早い回転や高いジャンプに目を奪われがちですが、こういうゆっくりなテンポで優雅に美しく舞うことって、ダンサーたちにとってはとても難しいことらしいです。このアダージョが成功すると作品の芸術性、舞台の格調がさらに高いものになりますよね!)とにかく先生方が、ひとつひとつの動きに細かく的確な指導を行っており、その熱の入れようにオブラスツォーワとシクリャローフに対するカンパニーの期待の高さが伺えました。 

この2人の踊りには、「眠れる森の美女」に必要な、常に周りで花びらが舞っているようなフレッシュなかわいらしさと同時に、これまた非常に重要な“気品”が満ち溢れていて、まさに旬!
びわ湖ホール公演に、多くのファンが駆けつけようとしていることも納得させられます。
28日びわ湖ホール公演 
posted by JapanArts at 10:16 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月24日

11/23横浜公演2日目レポート[マリインスキー・バレエ]

横浜2日目も朝からクラスレッスンがありました。
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大勢のダンサーが参加し、ペトロフ先生も気合いが入っていました。
30秒ほどですが動画をお楽しみください。

手前の右側には赤いフリースを着たヴィシニョーワがいます。優雅!
23日は14時開演!クラスレッスンもそこそこに本番の準備へと取り掛かります。
23日のキャスト表はこちら
この日は日本では初めてオデット&オディールを踊ったコンダウーロワとパートナーにはベテランのコルスンツェフ。
長身で手足の長いコンダウーロワのオデットはしなやかで美しく、スター性を感じさせる踊りでした。
「感動して涙が!」と言う声も聞こえてきました。
コルスンツェフは皆さんご存知のとおり素晴らしいサポートをするダンサー。もちろん見せ場でも完璧な踊りを披露。そして何度も踊っている王子役にも関わらず、時々見せる少年の様な表情に魅了された方も多いはず。

この日も会場は大変盛り上がり、大成功のうちに幕を閉じました!
・コンダウーロワは『イワンと仔馬』の雌馬役で出演
 ⇒ 「イワンと仔馬」のあらすじへ
・コルスンツェフは11/27の『白鳥の湖』と『オールスター・ガラ』に「シェラザード」と「海賊」で出演いたします!
 ⇒ 「オールスター・ガラ」についてはこちら


<終演後のサイン会>
コンダウーロワはいつも笑顔でサインに応じていました。
コルスンツェフはファンが「スパシーバ(ありがとう)」と言うともやさしい笑顔で「スパシーバ」と言っていました。 
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コルスンツェフは撮れませんでした・・・

<おまけレポート>
休憩中のサイン会にはアリーナ・ソーモワとウラジーミル・シクリャローフが登場
1回目の休憩中はソーモワがサインを。 
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一人一人と顔を合わせにっこり笑っている姿が印象的でした。
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写真をお願いするとにっこり。可愛らしい! その場のスタッフも「可愛い〜」と何度も言っていました。
2回目の休憩ではシクリャローフが登場。 
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ステージで魅せた王子様がそのまま出てきたよう!
立ち去る時にはファンに「バイバイ!」と声をかけていました。

posted by JapanArts at 15:44 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月23日

大成功!横浜公演初日レポート[マリインスキー・バレエ]

いよいよ、横浜での公演が開幕しました!
オデット&オディールはソーモワ、王子はシクリャローフでした。
名古屋でコメントをくれたソーモワはとても可憐で美しいオデットを披露!
シクリャローフはこれぞ麗しの王子さま!観客を魅了していました。

3年前、ソーモワは大きな白鳥役で日本公演の舞台に立ちました。もしかすると今回の公演でも「大きな白鳥」を踊ったダンサーたちが数年後にはオデットを踊っているかも・・・
本日の大きな白鳥: ダリア・ヴァスネツォーワ/ユリアナ・チェレシケーヴィチ/アナスタシア・ペトゥシコーワ/リリヤ・リシューク
要チェックです!
23日のキャスト表はこちら

また、1回目の休憩中には明日出演のエカテリーナ・コンダウーロワ、ダニーラ・コルスンツェフがロビーに登場!
沢山のファンが集まってくださいました。
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立ち去る時には拍手が起こりとても和やかに終了しました。
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<サイン後にツーショットをお願い。
2人とも背が高く美男美女!明日が楽しみです。>
23日の休憩中に行われるサイン会には本日観客を魅了したアリーナ・ソーモワとウラジーミル・シクリャローフが登場します!お楽しみに。

そして、公演の後半も「ブラボー!」が飛び出しソーモワのシングルとダブルの32回転も大成功!
大変な盛り上がりを見せました。
公演終了後はソーモワ、シクリャローフが寒い中待っていてくださった約50人のファンの方々のためにサイン会を行いました!
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本番直後でも2人は嬉しそうにファンの方々に応えていました。
次は「眠れる森の美女」公演に出演予定です。皆さま、ご期待ください!
公演情報はこちら!

<おまけ写真>
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背景に登場する白鳥たち。
一本の木のレールがひかれていてその上を通ります。
白鳥の移動はなんと手動!
紐で繋がれた白鳥たちを舞台の端っこでロシア人スタッフが引っぱります。

<おまけレポート>
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また今日は、25日の富山県で行われる『白鳥の湖』に出演するテリョーシキナとイワンチェンコもドレス・リハーサル後にピアノに合わせステージでレッスンをしました。
短い間のレッスンでしたがテリョーシキナのオデットとオディールは素晴らしくまさに“鳥肌もの”でした!高速フェッテにも驚かされました。(かなり凄いです!)
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イワンチェンコは長身で素晴らしいサポートを見せ、入念に踊りをチェックしていました。すぐ近くではセリュツキー先生がロットバルト役をしていましたよ。
富山公演の詳細はこちら
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2009年11月22日

横浜公演初日、リハーサル・レポート[マリインスキー・バレエ]

今日は朝から、クラスレッスンの後「白鳥の湖」のドレスリハーサルが行われています!
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一番左はバレエ・マスターのホミャコフ先生。
昨日の疲れも何のその、「白鳥の湖」冒頭から熱心なリハーサルが続いています。

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マイクを手に、ほとんど途切れることなくダンサーたちにアドバイスしている舞踊監督のファテーエフ氏。白鳥たちのシーンでは、客席を右から左へと走り、列をチェックするほどの徹底ぶり。この妥協のなさが、あのマリインスキーの「白鳥の湖」が作りだしているのですね。
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同じく客席には一緒に来日したセリュツキー先生、クナコワ先生、テレホワ先生などがずらりと並び、大きな声でアドバイスしていました。
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指示を聞くコルスンツェフ。

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カーテンコールの練習。
カーテンからひょこっとのぞいているのはマリーヤ・シリンキナ

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貴重!メイクをしてないロットバルト。イワン・シートニコフ

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本番に向けて小さな白鳥たちもリハーサルは軽めに。

今日から横浜で2日間「白鳥の湖」が上演されます。
それでは会場でお待ちしています。

<おまけ写真>
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11/21名古屋初日レポート[マリインスキー・バレエ]

満席のお客様を迎え、マリインスキー・バレエ日本公演が名古屋で初日を迎えました。
喝采の中、ヴィシニョーワ&コールプ、そしてダンサーたちはとても嬉しそう。
昨日のリハーサルに輝きが加わって「眠れる森の美女」=豪華絢爛な舞台を堪能させてくれました。

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コンダウーロワとバイムラードフ
美男美女、そしてアツアツのカップル。
「眠れる森の美女」では、リラの精とカラボスで対決します!

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バイムラードフはいつもいつも楽しい人。でも舞台に立つと一変!
カラボスが当たり役です。

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赤頭巾ちゃん
狼から逃げる顔、つかまってしまったときの顔、表情が豊かなエレーナ・ユシコーフスカヤ。

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青い鳥
優雅に高く飛ぶマクシム・ジュージン。

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フロリナ王女
マリーヤ・シリンキナ。優雅な動きが将来を感じさせるバレリーナです。

明日、明後日の横浜での公演に備え、一行は新幹線で移動。
新スターたちによる「白鳥の湖」の魅力をレポートします。
ご期待ください。
posted by JapanArts at 11:58 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月21日

名古屋公演「眠れる森の美女」リハーサル・レポート[マリインスキー・バレエ]

日本ツアーの初日を前に、名古屋では「眠れる森の美女」のゲネプロが行われました。
新しい舞踊監督のファテーエフ氏はじめ、ダンサーたちの舞台にかける情熱がゲネプロから会場に満ち満ちており、キャッチコピーにしてきた「世界が称える美」をお客様にご覧いただけると確信!

主役のヴィシニョーワ&コールプの磨きぬかれた踊りはもちろんですが、群舞を踊るダンサーたちの美しさは、言葉にすることが難しい・・・
しばし、サンクトペテルブルグの宮殿にタイムトリップしてしまいました。
この作品には、リラの精はじめさまざまな妖精や、「青い鳥とフロリナ王女」「赤ずきんちゃんと狼」「シンデレラ」など結婚式に招かれた童話の世界の主役たちが登場します。
これを踊るソリストたちが、どの人をとっても素晴らしいことにも感動。
マリインスキーのレベルの高さは言うまでもありませんが、その高いレベルの層が厚いのです。
「マリインスキー・バレエここにあり!」と、早くもブラボーを叫びたい気持ちになりました。
今日はいよいよ本番。その様子も追ってご報告します。

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エフゲニー・イワンチェンコ

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リハーサルするコンダウーロワ&コルスンツェフ

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プロローグから華やかな舞台 リラの精がおおらかに舞います。

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リラの精ほか「勇気の精」「鷹揚の精」「優しさの精」「元気の精」
たくさんのマリインスキー・バレエ未来のスターたちが踊ります。

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カラボスはこれに乗って登場!今度はきれいに撮れました!

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左にいるのがリハーサル中のヴィシニョーワ&コールプ
ゲネプロ中のヴィシニョーワは、衣装を着たり、レッスンウェアにしたり。
4人の騎士たちと楽しそうに話したり、コールプと冗談を言い合ったり、リラックスした様子。

<おまけ>
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右から、マキシム・ジュージン、ヴァレーリヤ・マルトゥイニュク、アレクセイ・チモフェーエフ。
ジュージンはふざけて顔を隠してしまいましたが、ハンサムくん。滞在中に素顔を撮って見せますね!
左の二人は、22日、23日に王子の友人たちを踊る若手注目のダンサーです。

≪東京初日を飾るソーモワからメッセージ!≫
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白鳥の湖は7年前から踊っています。
今日は、32回のフェッテを何回も練習しました。テンポやタイミングをあわせて大きな技をきれいに入れるレッスンをしていたのです。
テクニックはハードですが、気持ちを前面に出して踊るオディールの方が得意!
でも、オディールもマリインスキーのダンサーに相応しい踊りをご覧いただけると思います。
明日、会場でお会いするのを心から楽しみにしています。

posted by JapanArts at 16:14 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

横浜公演、舞台設営レポート(11/21)

マリインスキー・バレエ来日公演初日を名古屋で行っている間、横浜では今朝から舞台設営が着々と進められています!
搬入された荷物は、なんと9月28日にマリインスキーの劇場でコンテナへ積み込まれ、長い船旅の末に今月12日に横浜港へ到着しました。舞台の大道具からダンサーの衣装まで、県民ホールはすっかり白鳥の湖の世界です。

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楽屋の廊下に並ぶ白鳥の湖の衣装たち。

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小道具は細部まで美しくつくられています!

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明日はこの舞台が美しいダンサーたちを引き立ててくれます。

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陽気な大道具さん。
舞台設営は今夜遅くまで続く予定です。

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明日の出番を待つ白鳥(?)は、本番でどんな活躍をするのか楽しみです。

マリインスキーの伝統と文化は舞台セットからも感じることができます。明日からの公演ではダンサーたちの美しい踊りに加え、是非舞台上で輝くセットたちにもご注目ください!
posted by JapanArts at 16:09 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月20日

いよいよ名古屋公演、リハーサル・レポート[マリインスキー・バレエ]

19日に名古屋入りしたマリインスキー・バレエ。時差も疲れも取れないうちに、今日は早速11時からクラスレッスン。 バーが足りなくなってしまうくらい、たくさんのダンサーたちが参加していました。
クラスレッスンの後は22日、23日に主役を踊る二組のリハーサル。 そして、明日の「眠れる森の美女」のとおし稽古が行われています!
緞帳が開くと美しい旋律が途切れることなく、リラの精始め5人の妖精たちが踊っていきます。優しさの精、勇気の精などの名前が表すように、一人一人の個性が踊りで表現されていて、プロローグから注目です。
そして、第一幕のワルツは華やかのひとこと!
ヴィシニョーワも、可憐に登場。そして、ローズアダージョも、きっちりとリハーサルしていました。(客席で見ていたダンサーたちから思わず拍手がでたほど) まだまだ、リハーサルは続いていますが、また後ほどレポートします。
段々寒くなってきましたが、マリインスキーのいるここ名古屋には熱気が溢れています!
名古屋公演の詳細はこちら!

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ソーモワとシクリャローフのリハーサル中です。
32回のグラン・フェッテで3回転をどのタイミングでいれるかを何回も練習していました。

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リハーサルの休憩中にテンポの最終打ち合わせをするヴィシニョーワ

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カラボスはこれに乗って登場!

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コンダウーロワとコルスンツェフ。とても背が高い二人。リフトがとてもダイナミック!サポートの時の手の位置、手を話すタイミングを確かめあっていました。
コンダウーロワは日本でのオデットデビューを前に、丁寧に一つ一つのポーズを確認していました。

posted by JapanArts at 20:46 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

エフゲニー・イワンチェンコからメッセージ![マリインスキー・バレエ]

富山の皆さんへ、イワンチェンコからのメッセージ!!
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富山の皆さん!
今回のツアーで私が初めて踊る公演が富山です!
「白鳥の湖」という、世界で最も素晴らしく、世界で最も有名なこの作品を踊ることができて幸せです。
お会いするのを楽しみにしています。
昨日、時差であまり寝られなかったんだ、これから散歩に行ってリフレッシュしてくるよ!と言ってホテルに戻っていきました。
東京では、12/1の『白鳥の湖』、12/10・11の『オールスター・ガラ』に出演!
公演概要はこちらから。

posted by JapanArts at 20:35 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テリョーシキナ&シクリャローフの取材とイベント[マリインスキー・バレエ]

19日に来日したダンサーたち、この日は21日の愛知県芸術劇場での公演のために東京から名古屋へと移動しました。
その中でテリョーシキナとシクリャローフの2人は東京で取材とチャコット渋谷店でのイベントを行いました。

この日はイベントが終わるまで2人と一緒に行動しました!取材での様子、イベントの内容など詳しいレポートは後日お届けしたいと思います。少々お待ちください!
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「ワロージャ(シクリャローフ)!一緒に写ろう〜」とテリョーシキナ。
シクリャローフが眠そうな顔をしていると「まぶたに目を書いちゃうわよ!」と言ったり。
なんだか“お姉さん”と“弟”といった感じ。
シクリャローフは自分の携帯に入っている写真を見せてくれたり、テリョーシキナは飴をくれたりと、本当に気さく!
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チャコットのイベント前に真剣にお買い物。
とっても仲がよく息が合っている2人。取材もイベントも終始和やかな雰囲気で終わりました。
ちなみに担当者はロシア語も英語もできませんが、2人の優しい性格になんだかとっても癒されてしまいました。
12月5日の「眠れる森の美女」がとっても楽しみです!
posted by JapanArts at 20:22 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月17日

まずはテクニカル・チームが来日![マリインスキー・バレエ]

本日テクニカル・チームが来日したマリインスキー・バレエ。
ついに始まった!と胸を高まらせていらっしゃるかと思いますが、実はすでに1週間前から「日本公演2009」は始まっているのです。

1週間前に誰よりも早く来日したのは、バレエ・ミストレスのVanda Lubkovskayaさん。
今回上演される「眠れる森の美女」に出演してくれる日本人子役達の指導のために、日本に一番乗りで来て下さいました。
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長旅の疲れをとる間もなく、到着日からほぼ毎日3〜4時間のリハーサルをこなす先生。
「疲れてない?」と訊くと「ロシアでは、舞台にも立つし、劇場で教えもするし、ワガノワ・バレエ・アカデミーで教えもするし、家に帰れば子供の世話もしなきゃいけないのよ。ロシアのほうが大変!」と力強い言葉が返ってきます。
「イチ・ニ・サン!」「レツ!(列)」「もっともっと(上半身をつけて!/表情をつけて!)」と次々と日本語を覚え、自ら繰り返し繰り返し完璧な見本を示しながら魂のこもった指導をして下さる先生と、その先生の気持ちに応えようと必死に頑張ってくれる子供達のリハーサルは、迫力があり『圧巻!』の一言。
「いくら大変でも笑って踊らなきゃだめ。それがバレエという仕事・・・バレエの世界なんだから!」という言葉が発せられた時、本物のプロフェッショナルな精神が日本の子供達に伝えられる現場に居合わせることができたことに、感慨すら覚えました。
「私ががんばるのは、マリインスキー・バレエのため。すべては、マリインスキー・バレエの日本公演をより良いものにするため・・・」と先生は言って下さいました。
マリインスキー劇場、そして日本側スタッフ全員が、それだけを考えて公演の準備を進めています。

ぜひ皆さん、公演に足をお運び下さい。

posted by JapanArts at 22:04 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年10月30日

朝日カルチャーセンター第2回目レポート[マリインスキー・バレエ]

10月30日朝日カルチャー新宿で守山実花さんによるマリインスキー・バレエの講座が開かれました。
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今回は、今マリインスキー劇場で活躍している若手女性ダンサーに注目し、彼女達の個性や、受け継がれたマリインスキー・バレエの伝統が検証されました。
オブラスツォーワ、テリョーシキナ、ソーモワ等の練習映像などを観ながら、ダンサー自身やカンパニー関係者など、それぞれの立場のマリインスキー・バレエに対する想いに触れるなど、今回も盛りだくさんの内容でした。
3回目の次回は、コンダウーロワやエフセーエワなど成長著しい女性ダンサーとともに舞台を盛り上げる男性ダンサーにも視野を展開させて、その魅力にせまる予定です。
 
今年の来日前に守山さんのお話を聞けるラストチャンスです!
ぜひ足をお運びください。
朝日カルチャーセンターの詳細はこちらから

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2009年10月16日

朝日カルチャーセンター第1回目レポート[マリインスキー・バレエ]

本日、朝日カルチャー新宿で守山実花さんによるマリインスキー・バレエの講座が開かれました。

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マリインスキー・バレエの歴史をひもときながら、プティパ、イワーノフを招いたことにより現代につながる黄金のロシア・バレエが開花したこと、ヌレエフ、ドゥジンスカヤ、マカロワ、バリシニコフ、コルパコーワ、ザクリンスキーなどの映像を観ながらマリインスキーのダンサーの特徴やその美しさを検証するなど、次から次へと話はつきません。

次回はさらに今活躍しているダンサーたちの個性と魅力が紹介されるそうです。
お話を聞き、うなづきながら熱心にメモをとる方の姿が印象的でした。実際に舞台を観るとき、またさらに見方や視点が深まること間違いなし!
第1回目は終わりましたが、2回目、3回目の単独受講も受付ているようです。
ぜひ足をお運びください。
朝日カルチャーセンターの詳細はこちらから

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2009年04月01日

テリョーシキナの「白鳥の湖」レポート[マリンスキー・バレエ]

2009年3月18日ヴィクトリア・テリョーシキナ、ミハイル・カニスキン(ベルリン国立バレエ)の「白鳥の湖」のレポートをお届けします。

PR担当者が見たテリョーシキナ成長と進化とは!?

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2006年12月、2008年3月に続き、私がテリョーシキナの「白鳥の湖」を見るのは今回で3回目。
「この短期間でここまでダンサーというのは変わるもの!?」と、見る度に彼女の“進化”を目の当たりにしています。ダンサーの成長を見守ることができるというのは、大きな喜びであり幸福ですね。
彼女の魅力を一言で言うならば・・・「研ぎ澄まされた美」でしょうか。
指の先まで完璧にコントロールされ、無駄が一切ないスマートで洗練された動き。滑らかで流れるように、それでいて一瞬にして望み得る最高に美しい白鳥のポーズへ。
テクニックはもちろん盤石(連続ダブルを交えたグラン・フェッテを披露!)ですが、それがあてつけがましいテクニックの誇示にはけしてならず、あくまで品位をたたえているのが彼女の素晴らしさ。
TereshkinaSL2.jpg世界的に見てもオーソドックスな演出であるこのセルゲイエフ版。そこで求められる“シンプルな究極の美しさ”は、マリインスキーの「白鳥の湖」に受け継がれる伝統的な美徳であり特徴。

テリョーシキナは、この劇場の堂々たるプリンシパルとして、まさにその美徳を体現するようなパフォーマンスを見せてくれました。日本では強靭なテクニシャンとしてのイメージが先行しがちですが、白鳥オデットを踊る姿こそ実は彼女の真骨頂!のような気がします。
来日まで約8か月。あらゆる面で、さらに磨きをかけての来日になるでしょう。3年前に彼女の「白鳥の湖」を見られた方、3年間分の飛躍的な“進化”をぜひ見て驚いてください。
今回初めて彼女の「白鳥の湖」を見られる方は、きっとそこに200年以上の歴史を持つこの劇場の伝統を感じ、その美しさに魅せられるはずです。

もちろん、主役だけではありません!
今ロットバルトを踊らせれば天下一品イリヤ・クズネツォフも圧倒的な存在感。印象的な強烈メイクは、自分でデザインしたもの。メイクを超えた芸術作品です!
道化のアンドレイ・イワーノフは、「ひえ〜いつまで回り続けるの〜!?」という回転で、観客席を興奮の渦に巻き込みました。
イリーナ・ゴールプ、ナジェージダ・ゴンチャル、マクシム・ジュージンによる1幕のパ・ド・トロワは、イキイキと躍動的。
魅惑的な美貌の王妃エレーナ・パジェノワ、オーソドックスだけれども抜群の完成度を誇る無敵のキャラクターダンス、オクサーナ・スコーリックをはじめ期待の新人が揃う花嫁候補6人も大変見応えがありました。
そして言うまでもなく、しっかり舞台を支えたのはコールド・バレエ。エレガントで繊細なマリインスキーの白鳥たちの踊りからは、独特の“詩情”が感じられました。

「やっぱりマリインスキーの白鳥はいいなぁ!」と改めて実感し、劇場を後にしたのでした♪

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2009年03月17日

「イワンと仔馬」の写真が届きました![マリインスキー・バレエ]

「イワンと仔馬」初演 ダンサーたちも客席も幸せな舞台!

古くから親しまれているロシアの民話をもとにした「イワンと仔馬」。
からかわれてばかりいた少年イワンがさまざまな苦難、王様からの無理難題を、仔馬とともに乗り越えていく冒険物語!

昨年ボリショイ・バレエの「明るい小川」公演で会場を沸かせたラトマンスキー振付の最新作。
早くも評判が評判を呼び、話題がどんどん広がっています。
人気作になること間違いなし!

スマートで、ユーモラスで、ホロッとさせられて、見終わったらハッピーに!
イワン、お姫様、仔馬、王様やお付き・・・などなど
ソリストひとりひとりに、すごくて(超絶技巧の嵐!)、楽しくて(クスっとしてしまうところ満載)、あたたかい気もちになる振付がされているのはもちろん、コール・ド・バレエ(群舞)も、こまかく振りがつけられています。
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休みがないほど動き回るのでダンサーたちは大変そうですが、舞台がイキイキと、躍動的で、一瞬たりとも客席を飽きさせません!
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初日にイワンを踊ったロブーヒンは、仔馬役のペトロフと一緒に旅していく!
勇気をふりしぼって立ち向かっていく表情と踊りが抜群。
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お姫様役のテリョーシキナは美しいポーズと、チャーミングな表情が魅力。
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2日目に出演したサラファーノフは、もうとにかく圧倒的なテクニックでお客様の目をクギづけに!観ているうちに、一緒に旅している気分になって、心はサラファーノフと一緒に飛んでいってしまいそうでした。 
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そしてキュートで可愛らしいソーモワは、この役にぴったり!

ラトマンスキー、美術家、ダンサーたちのインタビューもぞくぞく掲載していきますので、このブログ、そして公演をどうぞお楽しみに!
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2009年03月16日

「イワンと仔馬」プレミエ・レポート[マリインスキー・バレエ]

3月14日マリインスキー劇場でラトマンスキー振付「イワンと仔馬」(指揮はゲルギエフ)がお披露目になりました。
一言で言うと…「とーーっても、おもしろいバレエ!」
ラトマンスキー振付とあって昨年の“明るい小川”を彷彿させる内容で会場は大変盛り上がりました。
超満員の会場には作曲家シチェドリンとプリセツカヤ夫妻、元芸術監督のヴィノグラードフ、フィーリン夫妻などなど錚々たる顔ぶれが。
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公演は、なんといってもイワン役のロブーヒンの魅力が全開!
お茶目なお姫様役を可愛らしく踊ったテリョーシキナや、仔馬役のペトロフはとてもキュート。彼はなんとワガノワ・バレエ学校を一年前に卒業したばかりのダンサー。イワンと一緒に飛ぶシーンでは、ジャンプが重力を感じさせないぐらい軽く、本当に飛んでいってしまいそうでした。
また皇帝役のアンドレイ・イワーノフは最高の踊りを見せていましたし、皇帝のお付き役にはエイフマン・バレエから移籍したユーリ・スカメロフが抜群の存在感を放っていました。
そしてシチェドリンの音楽も素晴らしく、もちろんゲルギエフの指揮も最高でした。
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日本公演が楽しみですね。公演写真も届き次第アップします!

発売日などの詳細はこちら

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2009年03月13日

ラトマンスキー振付の「イワンと仔馬」[マリインスキー・バレエ]

マリインスキー劇場の「世界バレエ・フェスティバル」で初演されるラトマンスキー振付の「イワンと仔馬」 リハーサル写真が届きました。
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テリョーシキナやコンダウーロワなどに振付するラトマンスキー。

「世界バレエ・フェスティバル」の初日を飾るのは、テリョーシキナ&ロブーヒン。
ラトマンスキー氏は、この「イワンと仔馬」の物語を、「これは少年の冒険物語!言ってみればロシアのピカチュウ物語だね!楽しいものになるよ」と話していました。
ピカチュウ!という言葉に思わず目が点になったのですが、少年がさまざまな困難(無理難題)を、ピカチュウと一緒に乗り越えていくところがね・・・と、続けて話してくれました。ポケモン好きの息子さんの影響もあるのでしょうが、ご本人もポケモン好きのようでした。

Photo by Natasha Razina

posted by JapanArts at 11:56 | マリインスキー・バレエ2009>レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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