今回ご紹介するのは、迫力と繊細さをあわせ持つ、マルセロ・ゴメス。
ラテン系の力持ち(失礼!)というイメージが強かったゴメスですが、2005年フリオ・ボッカの引退公演「ドン・キホ−テ」で踊ったエスパーダ役の凛々しさ(!)、2008年「シナトラ組曲」で見せた色っぽさ、「マノン」の情熱・・・など
踊りはもちろんのこと、役作りの深さも充実。
特に、今回の来日公演でケントと踊る「ロミオとジュリエット」には期待が高まります。
ゴメスへのインタビューをどうぞお楽しみください。
Q:ゴメスさんにとっての一番のロミオの踊り手、憧れていた人は誰ですか。
ゴメス: たくさんの素晴らしいロミオがいますが、フリオ・ボッカのロミオを素晴らしいと思っています。若い頃、いつも彼の踊りを見ていましたが、舞台の上で最も素直な感情を表現していると感じ、そこから多くのインスピレーションを受けました。
Q: 今度の公演ではロミオを踊っていただきますが、ご自分との共通点、共感するところはありますか。
ゴメス: はい、たくさんあると思います。誰か、もしくは何かに一目ぼれするというロマンティックな側面や、自分の人生の中で、ダンス、食べ物、劇場などあらゆることに情熱的であるというところが共通していると思います。それを役に反映させているのです。
「ロミオとジュリエット」は、悲劇ですけれども、そこにいたるまでの“情熱”の物語だと思っています。何かに夢中になってしまう心、家と家とが対立しているという状況、そのような社会を変えたいと願う気持ち、そして恋と友情。若さで突っ走ってしまったロミオですが、ダンサーたちの心の中にある“情熱”を、すべてのシーンで感じていただければと思います。
Q: 忙しい毎日を送る中で、リラックスするためには何をしていますか?
ゴメス: 美味しいレストランに出かけることが好きですね(笑)。美味しいものが大好きで、たっぷり食べることを楽しんでします。それと、とても忙しくて愛犬の相手ができないので、一緒にゆっくりと過ごす時間も大事にしています。良い映画を観たり、長い一日を終えて家で美味しいワインを1杯飲むこととか。。。
Q: 新しい役にも色々取り組んでらっしゃいますが、ご自分にどのような影響がありますか。
ゴメス: コンテンポラリー作品というのは、クラシック・バレエとは違ったチャレンジを体にも心にも突きつけてくれるので、自分にとっては不可欠なものです。私は、踊り終わった時に床に倒れ込むくらい限界まで自分を追い込んだり、かつて経験したことがない風に体を歪めたりすることが好きなんです(笑)。トワイラ・サープのバレエを踊ったり、マーク・モリス、ポール・テイラーの振り付けに取り組んだり。
ですから、現代作品で自分の体をどのように追い込むことができるかを知ることはおもしろいことです。
それから、ラトマンスキーの「明るい小川」も踊ったのですが、ああいうふうにみんなで一つの作品を作り上げる!ってスゴク楽しいですよね。
相手の目をじーっくり見て、丁寧に話すゴメスは、ダンサーたちの中でも、リーダー的存在。
前回来日時に急遽バーレッスンの撮影をお願いしたのですが、スタジオに入ってくるダンサーひとりひとり話して了解してもらう姿は、本当に優しかった。。。
その人柄が踊りにもにじみ出てきていますね。
世界一ゴージャスなバレエ、アメリカン・バレエ・シアター(ABT)。
スーパーダンサーたちが得意な作品で舞う、真夏の祭典!今回はABTの看板作品
「ドン・キホーテ」や数々の名ダンサーたちが踊った「ロミオとジュリエット」
そして、新作を携えた豪華な2夜「オールスター・ガラ」を披露します。
iphone用アプリも登場!!
7月21日(木) 18:30 東京文化会館「オープニング・ガラ」
7月22日(金) 18:30 東京文化会館「スペシャル・ドン・キホーテ」
7月23日(土) 13:00/18:00 東京文化会館「ドン・キホーテ」
7月24日(日) 13:00/18:00 東京文化会館「ドン・キホーテ」
7月26日(火) 18:30 東京文化会館「ロミオとジュリエット」
7月27日(水) 18:30 東京文化会館「ロミオとジュリエット」
7月28日(木) 18:30 東京文化会館「ロミオとジュリエット」
7月29日(金) 18:30 東京文化会館「クロージング・ガラ」
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