2010年02月24日

いよいよ来日公演初日です[アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ]

いよいよ、名古屋から「アナニアシヴィリ&グルジア国立バレエ」の日本ツアーがはじまります。
今回上演される「ロミオとジュリエット」はレオニード・ラヴロフスキー版。(その息子のミハイル・ラヴロフスキーが改訂) ラブロフスキー版を堪能していただくときのポイントになるのは「イタリアの中世からルネッサンスへの移行期」という時代背景がきちんと描かれていることだとか。

ロミオとジュリエット。
この二人の家、モンタギュー家とキャピュレット家は、ただ単にいがみあっていたとか、領地争いをしていた・・・というわけではなく、それぞれの家の思想が異なっていたという設定なのです。つまり、モンタギュー家はルネッサンス派で自由で新しいものに開かれた家風、それに対してキャピュレット家はその前の中世の保守的な家風なのだそう。
それをもとに、踊りや演技が振付られている・・・
例えば、男性がクッションを手に持って踊る「クッションダンス」は、キャピュレット家がゲストを迎える儀礼的な踊りなんだそう。保守的な家ですから、ジュリエットには厳しい親がいて、親の決めた婚約者がいます。さらに、ジュリエットと友人との関係も少し距離がある様子が見えてきます。
それに対して自由な家に育ったロミオは、気ままに仲の良い友達と一緒に行動し、ひとりひとりがしっかり主張する踊りがあります。 そのような視点でこの舞台を見ていくと、この振付の奥深さが見えてきて、舞台芸術のおもしろみを堪能していただけるはず。
「ロミオとジュリエット」は、ラヴロフスキーの他にも、いろいろなバージョンがありますが、この素晴らしいラヴロフスキー版を上演している劇場は世界でも数少ないそう。ボリショイでグリゴローヴィチ版、ABTでマクミラン版を踊っているニーナが、もっとも素晴らしいと選んだラヴロフスキー版。
この機会をお見逃しなく!
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<本番前にステージでクラスレッスンが始まりました>
初日ということもあり、ダンサーたちもレッスンに力が入ります。
「コール・ドも世界に通用するぐらいのレベルになった」とニーナが言っていました。本番が楽しみです!
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<美しいジュリエットの友人たちの衣装>

本番のレポートは明日、お届けします!



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