本日テクニカル・チームが来日したマリインスキー・バレエ。
ついに始まった!と胸を高まらせていらっしゃるかと思いますが、実はすでに1週間前から「日本公演2009」は始まっているのです。
1週間前に誰よりも早く来日したのは、バレエ・ミストレスのVanda Lubkovskayaさん。
今回上演される「眠れる森の美女」に出演してくれる日本人子役達の指導のために、日本に一番乗りで来て下さいました。 
長旅の疲れをとる間もなく、到着日からほぼ毎日3〜4時間のリハーサルをこなす先生。
「疲れてない?」と訊くと「ロシアでは、舞台にも立つし、劇場で教えもするし、ワガノワ・バレエ・アカデミーで教えもするし、家に帰れば子供の世話もしなきゃいけないのよ。ロシアのほうが大変!」と力強い言葉が返ってきます。
「イチ・ニ・サン!」「レツ!(列)」「もっともっと(上半身をつけて!/表情をつけて!)」と次々と日本語を覚え、自ら繰り返し繰り返し完璧な見本を示しながら魂のこもった指導をして下さる先生と、その先生の気持ちに応えようと必死に頑張ってくれる子供達のリハーサルは、迫力があり『圧巻!』の一言。
「いくら大変でも笑って踊らなきゃだめ。それがバレエという仕事・・・バレエの世界なんだから!」という言葉が発せられた時、本物のプロフェッショナルな精神が日本の子供達に伝えられる現場に居合わせることができたことに、感慨すら覚えました。
「私ががんばるのは、マリインスキー・バレエのため。すべては、マリインスキー・バレエの日本公演をより良いものにするため・・・」と先生は言って下さいました。
マリインスキー劇場、そして日本側スタッフ全員が、それだけを考えて公演の準備を進めています。
ぜひ皆さん、公演に足をお運び下さい。


