どんどん増し「次代を担う」存在として注目度高まるヴィクトリア・テリョーシキナ。

体操選手だったご両親の影響もあり、4歳で新体操を始めた彼女。
7歳の時には、市の大会で最年少優勝してしまうほど運動神経バツグン、
さらに子どもながらも、試合とは何か!勝利とは何か!ということを真剣に考えて日々努力してきたそうです。
新体操からバレエに転向したのは9歳のとき。
はじめてトウシューズをはいたときは、とても痛くて痛くて「どうしてこんな罰を受けなくてはいけないの・・・」と途方に暮れたそう。。。
でも当時のワガノワ・バレエ学校の校長先生に見出され、16歳で入学。
それまではシベリアのクラスノヤルスクに住んでいたので、なかなかサンクトペテルブルグになじめなかったらしいのですが、1年もすると彼女の踊りはみんなに認められるようになり、学校を卒業すると、マリインスキー劇場に入団。
その翌年には「白鳥の湖」でオデット/オディールを任されるなど、スター街道をひた走ってきました。
「一度バレエをやると決めたのなら、目的なくやるのではなく、何か結果を残さなくてはいけないと思ったのです。一回一回の舞台でお客様に感動していただくとともに、自分自身でも成長を実感できるようにしたいと思うのです。」こう語るテリョーシキナは、とにかく真面目でストイック。
何回も踊っている「白鳥の湖」では、サラファーノフをパートナーに、つま先から指先までのラインが美しいポーズ、お互いにインスピレーションを与え合いながらストーリーを綴っていく舞いに、今から期待が高まります。
少し意外(!)なのが「眠れる森の美女」のオーロラ。
彼女自身、バレエ学校では強いヒロインを踊るダンサーとして育てられてきたと話していましたが、最近は可憐な役も監督から勧められているそうです。
「みんな、私を緊張なんかまったくしないと思っているかもしれませんが、本当は舞台袖では心臓が飛び出そうなんですよ!」と話してくれました。
そして世界初演した「イワンと仔馬」では、踊り終わった後、
プリセツカヤが興奮しながら、その時していたスカーフをプレゼントしてくれた!と本当に嬉しそうに話してくれました。
実は、テリョーシキナが踊る“姫君”は、長い三つ編みのお下げ髪をしているのですが、結構重いんだそうです。
でもその髪を通してとめておく仕掛けがしてあって、回転しても大丈夫!
「そのまま回っていたら、きっとパートナーをバチバチお下げ髪でたたいてしまって
いたでしょう!」と大笑い!
彼女によると“姫君”は、三日月の娘で、満月の妹だそう。
火の鳥に囲まれて暮らしていて、その火の鳥たちの美しさも見飽きて、火の鳥の王国で退屈していたところでイワンと出会い、彼の純粋さに惹かれて・・・。
その続きは、どうぞ劇場でお楽しみください!


