2009年07月16日

「イワンと仔馬」あらすじ[マリインスキー・バレエ]

≪第1幕≫
畑のすみに一頭の馬がいる。老人が家にいる。息子のガヴリロとダニロ、そしてお馬鹿なイワンも家にいる。
老人がライ麦を刈り行くと、ガヴリロとダニロは喜んでパーティーの準備!女の子たちと踊っていると、老人が帰ってきて楽しい時間はお開きに。
老人は息子たちに畑が荒らされていたことを話す。いつか捕まえなければならないが、老人はもう年をとっていてだめだからと、息子たちを畑の見張りに送り出す。
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≪老人から畑が荒らされていることを聞いた3人は困った顔に≫
ガヴリロとダニロは出かけるが、末っ子のイワンはおいてけぼり。イワンはまだ子供だし気がきかないし、馬鹿だ!と思っているのだ。でも、イワンは知っている。自分がいたずら者に立ち向かえるということを。彼には怖いものなどないのだから。イワンは一人で畑の中に入っていく。

夜。
イワンが畑の見張りをしていると、一頭の雌馬が畑に駆け込んでくる。とてもきれいな若い野生の馬だ。馬は麦を踏みつけて台無しにしている。こいつだったのだ!
イワンは雌馬のしっぽをつかんで、すばしっこく背の上によじ登る。雌馬は怒ってイワンを振り落とそうとするがうまくいかない。
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≪上手に雌馬の背中に乗ったイワン!≫
雌馬は、自分を放してくれるなら、とイワンに2頭の馬と自分が生んだばかりの“背中にこぶのある仔馬”を贈ると約束する。2頭の馬は大きくて力強いが、仔馬は小さくて弱々しい。
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≪雌馬から仔馬が贈られたけれど、小さいしなんだか頼りなさそう。≫
そこへ、火の鳥が畑にやってきた。火の鳥たちは踊り、戯れ、そしてまた飛び去っていく。イワンは火の鳥を追いかけて行ってしまう。
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≪火の鳥たちの踊りに夢中になったイワン。≫
ガヴリロとダニロが畑にやって来る。ふたりは馬たちに気がついて、大きくて力強い馬たちをさらっていってしまう。二人の兄さんたちはずる賢いんだ。
やがて火の鳥の羽を手にイワンが畑に戻ってくるが、馬たちがいない!悲しくなって泣いていると、仔馬がイワンを慰め「馬をさらった奴らを追いかけよう!僕が手助けをするよ」と約束する。
実は、この仔馬はすごいことができるんだ。
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≪「馬たちがいない!」泣いてしまったイワンを慰める仔馬。「さぁ、探しに行こう!」≫

街の広場。
人々が楽しんでいる中、ガヴリロとダニロは馬を売って一儲けしようとたくらんでいる。
そこへ王様が広場に入ってくる。王様は人々の中に分け入って歩くのが好きなのだ。王様がまわりをじっくりと見渡すと・・・そこには大きくて力強い2頭の馬が!王様は馬が気に入り、買う気になっている。
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≪たくましい2頭の馬「あの馬がほしい!」と側近にせがむ王様。≫
その時、イワンと仔馬が広場に駆け込んでくる。イワンは馬を連れた兄さんたちを見つけ、馬を取り戻す。
王様は側近の帽子と引き換えにイワンから馬を買うことにする。イワンは帽子に大喜び!帽子はイワンにぴったりだ。
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≪やっとの思いで探した馬たちを帽子で手放してしまったイワン。王様と側近の思惑通り。≫

宮廷の王様の部屋。
王様はお腹がいっぱいになり眠っている。
いつも王様の近くにいて悪知恵を働かせている側近が、イワンが大切に持っていた火の鳥の羽を盗んで王様に見せる。「イワンはいったいこんな素晴らしいものを、どこで手に入れたのでしょうか?ねぇ、王様?」
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≪こんないい物、イワンにはもったいない!≫
王様は羽が気に入り見とれていると、火の鳥たちとそこにいる姫君の幻影を見る。なんて美しい姫君なんだ!
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≪王様は美しい姫の幻影にすっかりとりこ。≫
側近はイワンに王様の命令を伝える「さあ、姫君を連れてくるんだ!」
イワンは途方にくれて、絶望する。どこに行けばいいのだろうか・・・。
しかし仔馬はどうしたらいいのか判っている。イワンと仔馬は、姫君を探して旅に出る。
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≪王様の無理な命令に困ってしまったイワン。でも仔馬がちゃんとリードしてくれる≫

≪第2幕≫
イワンと仔馬は、火の鳥たちが住んでいる世界の果てにやってくる。
火の鳥たちには逃げられてしまうが、姫君は・・・。
なんという美しさなんだろう!
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≪火の鳥たちと踊る姫君。なんて美しい!≫
イワンはもう姫君から目を離すことができないでいる。そして、なんと姫君もイワンが自分を捕まえて都に連れていくことを許してくれたのだ。姫君もイワンを好ましく思っているらしい!まあ!
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≪姫君を王様たちの所へ!≫
王様と貴族たちが宮廷に集まっているとイワンと仔馬が姫君を連れて戻ってくる。
王様は姫君と結婚したいと宣言する。イワンは悲しむが、どうすることもできない。
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≪王様は姫君と結婚したい!イワンはとっても悲しくなってしまう。≫
側近が婚約指輪を持ってくると、姫君は「結婚してもいいけれど、この指輪ではダメ。私と結婚するには海底にある宝石が必要なのよ」と言う。
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≪姫君が無理な事を王様に言う。悪知恵を働かせた側近は。。。≫
困った王様に側近がこう告げる「イワンに行かせてはどうでしょう?」
途方にくれるイワンを仔馬が励まし、また二人は旅に出る。今度は海底に!

海底。
イワンと仔馬は海底にたどり着くが、どこにも指輪はない。そこで海の女王に助けを求めると、海人たちがイワンに指輪を持ってきてくれた。そう!これだ!探していた宝石は!
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≪海の女王は優しいイワンと仔馬を助けてくれた。≫
イワンを待っている間、王様と姫君は踊っている。一緒に踊るのだけれど、王様は年を取っているのですぐに疲れてしまう・・・。そこへイワンが宝石を持って仔馬と一緒に帰ってくる。
王様はすぐにでも結婚したいが、姫君は「夫になるには、ハンサムで若くなくてはダメ。」と言う。
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≪またまた姫君が無理な事を王様に言う。「だって、王様とは結婚したくないんだもの!」≫
そしてハンサムな若者になる方法は・・・ぐらぐら湯の煮え立つ大釜の中に飛び込むことと教えてくれる。
王様が怖がっていると、またまた側近が忠言する「イワンを使って試してみては、どうでしょう?」
イワンは釜の中に落とされるが、仔馬がすぐに魔法をかける。
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≪みんなは怖くて顔をそむけてしまったけど、仔馬はイワンをすぐに助けてくれた!≫
するとイワンはなんとハンサムな若者に変身する。それならば、と王様は自ら煮えたぎる湯のなかに飛び込む。王様は・・・。
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≪「私だってハンサムな若者になりたい!」と、ぐらぐら煮えている湯の中へ。。。≫
人々は王様の死を悲しみ、埋葬する。人々は王様のいない世の中は大変だ、王様が必要だと気がつく。

そう、イワンがいる!
イワン王子と姫君は結婚して、新しい王様が誕生した。人々も祝福して幸せに暮らしている。
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≪姫君もイワンもとっても嬉しい!人々もとっても嬉しそう。もちろん仔馬だって!≫
ああ良かった!
めでたし、めでたし!
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