最後にご紹介するのは、アルテム・シュピレフスキー。
ボリショイ劇場での公演があり、1日遅れでメルクーリエフと来日、疲れた様子も見せず、すぐリハーサルに合流してくれました。
(今朝、お客さまから、「このブログでシュピレフスキーのことが全然紹介されていないのですが、ちゃんと来日していますか?」というお問合せをいただきました。ご安心ください!とっても元気で順調です。)
最初の、ホセとカルメンのシーンは舞台袖でストレッチをしながらもジッと見ていたシュピレフスキー。
闘牛士(トレアドール)の登場シーンのリハーサルになると「カルメンを誘惑してやる・・・」という気持ちがムンムン。
それでいて顔や踊りはクールに決めて、少しずつ少しずつ、じわりじわりと、かけひきしていく様子に引き込まれます。
昨日はリハーサルなのでトレーニングウェアだったのですが、これで華やかな衣装を着たら、どうなってしまうのか・・・と、想像するだけでシュピレフスキーにはまってしまいそう。
シュピレフスキーの魅力は、ポーズの美しさと、彼自身のもつ独特の雰囲気。
「イケメン」という言葉だけではたりない。
見ているだけで、見ているこちらが照れてしまいそうになるくらいのカッコよさと、それを十二分に活かして舞台を支配しているかのように踊る姿はきっと他のダンサーには真似できないものだと思います。 
「カルメン組曲」の他に、「マグリットマニア」ではお互いを求めすぎてしまったがために歪んでしまった愛を、「ジゼル」のパ・ド・ドゥでも後悔と一途な愛を、さまざまな「愛」の形を、踊り分けるシュピレフスキーにご期待ください


