2009年04月23日

ダンサー紹介C:アンドレイ・メルクーリエフ

いよいよ「ザハーロワ・ガラ」横浜公演初日まで1週間を切りました!こちらの受け入れ準備も大詰めを迎え、ダンサー達もそろそろ荷物のパッキングを始めた頃かしら?なんて想像をする今日この頃です。
さて今日は、今回のガラ公演AB両プログラムの第2部で大活躍予定の、アンドレイ・メルクーリエフの紹介です♪
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レニングラード国立バレエ、マリインスキー・バレエ、そしてボリショイ・バレエのダンサーとして、数えきれない来日経験があるメルクーリエフ。クラシック・バレエの麗しの王子様、ラトマンスキー版「シンデレラ」の少し現代的でハイセンスな王子、「ドン・キホーテ」のかっこいいエスパーダ、「明るい小川」の愛嬌たっぷりのピョートルなど、彼はこれまでにも沢山の“顔”を見せてきてくれましたが、今回は現代の振付家による作品をシャープに&クールに踊るメルクーリエフを満喫することができるプログラムが組まれています。

『アダージョ』は、マリインスキー劇場に作品を振付たことでも知られる振付家ミロシニチェンコが、バッハの音楽にのせてメルクーリエフの為に創ったソロ作品。以前日本で披露されたこともありますが、最近は各地でのガラ公演でも好んで踊っていることから、メルクーリエフのお気に入りの作品のようです。ついこの間クリエイティブ・コアからリリースされた「グラン・バレエ・ガラ」にも収録されていますね。

ほんの少しだけ、動画をご覧ください。
メルクーリエフが真摯に作品に向き合う姿が伝わってきます。

グラン・ガラ ロシア・バレエの輝けるスターたち
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発売元:クリエイティヴ・コア
(c)2008 Advantage studio France
ジャケット写真:Hidemi Seto

 『ブラック』は、ザハーロワとのデュエット。このブログでもご紹介した、ボリショイ劇場の新作『ザハーロワ・スーパー・ゲーム』(4月8日世界初演)と同じ振付家フランチェスコ・ヴェンテリアによる、大変スタイリッシュな作品です。“現代もの”を踊るザハーロワ&メルクーリエフを私が初めて見たのも実はこの作品でしたが、クラシック作品で醸し出すものとは明らかに種類の異なる、2人の強烈なカリスマ性がビンビンと感じられ、吸いつけられるように身体が前のめりになっていったことを今でもよく覚えています。絶対の自信を持って、少しでも多くの方に見て頂きたい作品です!

『トリスタンとイゾルデ』は、ワーグナーによる同名のオペラ曲を使った、振付家パストールによる作品で、『ブラック』と同じくザハーロワとのデュエット。ワーグナーの素晴らしい音楽に見事に調和した振りが付けられており、ドラマチックな作品です。“ドラマチックな作品”を踊るメルクーリエフ・・・こちらでも新しい表情が垣間見られそうな予感・・・。
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≪2007年ボリショイ&マリインスキー・バレエ合同公演 『ミドル・デュエット』より≫

メルクーリエフは、現在、ダンサーとして絶好調の充実期を迎えています。
劇場の新作に軒並みキャスティングされ、現在のボリショイ劇場に不可欠の存在であるメルクーリエフは、間違いなく、来日するたびにチェックして頂きたいダンサーのひとりです。

posted by JapanArts at 12:43 | ザハーロワのすべて2009 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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